SKY NOTE

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秘密保護法の統計の不思議 2013.11.25

秘密保護法の問題でデモを連日撮影して、その度に官邸前や渋谷にチャリを走らせて行くので、帰ってきたら疲れてしまい、ブログを書くのに必要なネタが思いつかない日々が続いております。

秘密保護法は、どうやら明日が採決の日と石破幹事長が述べている為、どうやら、明日、強行採決か、もしくは、自民、公明、みんな、維新で賛成に回り、採決されそうです。

この状況に私も絶望しておりますが、他の人もまた絶望していることと思ういます。ただ、希望は残っていて、秘密保護法がマスコミが大して報道しないのにもかかわらず、多くの人が知ることになっているということです。

  • 2013.11.21、日比谷公園で開かれた1万人参加した秘密保護法反対のデモ

 NHK:秘密保護法 内容知らず74% 2013.10.16(現在は見れなくなっています)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131016/k10015302861000.html 


 「秘密保護法」5割が反対 2013.11.25(朝日と日経の調査)
 http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/mplus/news/post_54912

直近の朝日と日経の秘密保護法に対する調査によれば(これもどの程度、信頼できるかわからないが...)

       10月  11月
 内閣支持率 66%  63%(3%下落:この数字は少ないと思う)
 反対    43%  50%(7%上昇)
 賛成    35%  26%(9%下落)
 その他   22%  24%(この数字は、怪しい)

この数字、民主主義の生死がかかっていえるとみれば、非常にマイルドな数字のように思えますが、反対が賛成の倍という点で、知れば2/3の人が反対に回るという状況、反対とも賛成とも言わない24%は、何なのか書かれていないことが、怪しいといえば怪しい、その他の解答は、実は反対なのではないかと感じる。というのは、その他の部分を「わからない」という解答と判断するのは、不自然だからだ。というのは、以前よりも秘密保護法案の問題点が報道されているのだから、分からないと答えた人は減っていないといけない。しかし、逆に増えている。数字の変化が穏やかすぎるのが問題、民主主義の存亡がかかっていて、その実態が報道されて初めたのに、一桁の変動にとどまっているのは不自然、この数字は、反対が過半数の一歩手前のジャスト50%という点も解せない。そして、明日26日は、この法案の採決というタイミング、反対は増えたけれども過半数ではなく、その間に採決が通ったというシナリオが事前に書かれていたような結果。

パウエルがイラク戦争をやる時の演説もそうだった。イラクにあたかも大量破壊兵器があるように衛星写真などで說明したが、決定的な証拠はなかった。それと同様に決定的な数字を見せないように、その他の数字を設定し、反対の数値を過半数にしないように調整しているのではないかと感じる。世論調査で過半数が出てしまうと、過半数の国民が反対している法案を強行採決で通したと非難を浴びるが、そうでなければ批判を浴びない。そういうギリギリの数字だといえる。問題は、その数字ができすぎていること。まるでパウエルがイラク戦争を始めるときに使ったまことしやかな衛星写真のような数字だ。