夢の中で深夜、外国人と思しき人達が、自分たちで作った新聞のサンプルを配っていた。その記事は、写真が多くてパッと見だと扇情的な記事が載っていると思い、サンプルを返そうとしたが、よく見ると、そうでもないので「やっぱ読んでみる」と言う所で目が覚めた。
そこで、何で夢のなかで自分は扇情的な記事があると、新聞を突き返そうとしたのかというと、そういう記事には、コチラの意思を操作したいという意思が丸見えだからだ。だから、私は、操作されたくないと思って突き返した。しかし、実際は写真が多くて見出しの文字が大きいだけだったことに気づき、やっぱ読んでみるとした。つまり、自分を操作する意図など無く、見やすい記事にしようという意図からそうしているだと察した時、読んで見る価値があると判断したのだ。
私は、原発情報などを説明するのに、これが問題だったのではないかと思った。つまり、内容は真実が書かれているのにもかかわらず、それを信じてもらいたい気持ちが先走って「！」ビックリマークとか、そういう扇情的な内容、記事も敵意丸出しの主張、そうなると、印象的には偏ったものとして見られてしまう。実際は、偏ってなど無く、真実をそのまま書くとそうなるのだが、それを敢えてそう言う風に書かず、冷静な議論として書くともっと信頼してもらえるのではないかと思う。
よく、不断黙っていているんだけど、その人が一言いうと、皆が動くっていう人がいるよね。その人の言葉には、ビックリマークも誇張も何もない、ただ、真実を淡々とニュートラルにしゃべり、皆が納得する話を簡潔に鋭く言うので、一瞬で皆が納得して、そのように動く。原発情報を開示するときも、そう言う情報発信が必要ではないかと今日見た夢の内容を分析して思った。
