0.3.11デモ
- USTREAM 岩上安身Ch:3.11から一年。日本再生への祈り。全国中継完全
- http://www.ustream.tv/recorded/21030677
- 国会議事堂を囲むデモ(デモに1万人参加したそうです)
- 自分は、日比谷公園の集会の方に出ました。
- 3.11 東京大行進 追悼の怒り 3.11 Tokyo Big March (4分07秒)
- 黒服に身を包んだ怒りの演奏、原発事故に対して、きちんとしたことを何もやっていない政府への怒りを音楽で表している。
- 3.11 東京大行進 憤怒の演説 3.11 Tokyo Big March(15分01秒)
- 国会議事堂を囲んで、マイクで女性が涙声で訴える姿は、まさに今の福島の声そのものだ。テレビや新聞の偽りの福島の声とは全く違う。
1.自分の3.11の回想
- 2011年3月11日 PM2:46 東京でも震度5強の地震が来て、揺れが長かったので、「もう俺、終わりかな」と半分観念しました。でも、そう思った時、揺れが治まってきたので「まだ、生きていられる」とほっとしたのを思い出します。部屋から出ると水槽から水が溢れて水浸し、時計が落っこちているわ、モノがそこら中に落ちてメチャクチャでした。倒れた液晶テレビを元に戻して、NHKを見るとNHKのアナウンサーが「マグニチュード9」という張り詰めた声が聞こえて来て「これはただごとじゃないぞ」とテレビにかじりつきました。同時にMacを立ち上げてネットに繋ごうとしたのですが、回線がつながらず、しばらくネット情報は手に入りませんでしたね。
- 翌日に福島第一原発1号機が吹っ飛びましたが、格納容器は無事ということで、放射能の漏れは限定的だろうという話でしたね。あとから考えると1号機が最もコントロールできていましたね。その後に続く2〜4号機は今でも終息ができていない。3号機の大規模な爆発は、9.11を連想するくらいのインパクトでした。
2.正しい情報を得て脱原発
- あれから、1年...思えば、あの3号機の爆発から、過去の色々な負の遺産が壊れていっていると感じます。悪人たちは自分たちの壊れたシステムを復活させようと躍起になっているのが分かりますが、大半の国民は「どうやってこいつら潰してやろうか」と考えているところだと思います。私もその一人です。1年間その事に悩み続けていますが、脱原発後のエネルギー供給、食料自給など、物理的なことに関しては、技術的な解決策はあっても、人間的な解決策、つまり、合意形成における問題が残っていますね。私が今、期待を向けているのがネットメディアです。特にTwitterですね。Twitterの原発関係のキーパーソンの方をフォローすれば、自動的に有益な情報がベルトコンベアーのように流れてきて、そこで最新の突っ込んだ情報が手に入ります。
- 原発関連のキーパーソンの方のリスト(フォロー)
- Jugemmさん(常識的な文章で安心感があります)
- onodekitaさん(医師の方です)
- 善川チャーリさん(原発問題に医師の方の率直な意見は参考になる)
- The daily olive news(有用な客観情報:総発行部数111万部のolivenews)
- 地震速報ボット(地震が起こると速報流してくれます)
- Yuri Hiranumaさん(チェルノブイリ関連の医療情報が豊富)
- Phantomloverさん(筋の通った意見を軽妙なコメントにまとめていて説得力がある)
- 戸谷真理子(3.11後の食や暮らしについての情報が多いです)
- cmk2wlさん(元プラントエンジニアの方、原発の科学的な情報は参考になります)
- きっこさん(鋭いコメントが多いです)
- 金子勝教授(慶應大学の先生、脱原発における政治的な視点が鋭いです)
- 孫正義さん(言わずとしれたソフトバンクの孫さんです)
3.スマートフォンの普及が日本を変える
- でも、ネットメディアはまだ、少数派です。少なくとも51%を超えていない。この問題を解決すると私が見ているのがスマートフォンです。スマートフォンは言い直すと携帯型インターネット端末です。現在、日本のスマートフォンの普及率は12.8%、アメリカは46.8%です。この12.8%が今の日本の現状ですが、日本はケータイの普及率が100%超えている国ですので、この12.8%という低いスマートフォン普及率も新機種に買い換える事で自動的にネット普及率100%になります。携帯電話の寿命はバッテリーの寿命から見て長くても5年、つまり、5年以内に、その状態になります。ということは、多くの人の手の平にネットがのる時代が、もうすぐ来ます。51%以上になるのは2年後でしょう。そこにTwitterが入り、情報がベルトコンベアーのように流れ始める。するとどうなりますか?嘘を言い続けてきたテレビや新聞は信用を失うでしょう。そして、そこに流れる情報は、このままいけば恐らく、福島の子供たちの甲状腺がん、白血病、免疫疾患、奇形などの悲惨なニュースになると考えられます。そうなったら本格的に国民は怒り出すでしょう。そして、その時には過半数以上です。ですので社会は変わります。しかし、福島の子供たちは救えなかったという事になるのではないかと危惧しています。そうなる前に改革をするタイミングと言えば、1年たった今しかありません。まだ救えるかもしれません。いえ、早く避難させれば救えるのです。ですので、この’3.11デモの後に続く、他のデモにもたくさんの人が参加して、日本全体を動かすことを願います。日比谷公園の集会に出た時、子供たちが無邪気に遊んでいる姿を見て、私達が守るものは、これなんだなと思いました。これから天気も暖かくなり、デモにも出やすくなるでしょうから、皆さん、デモはできるだけ出て、できるだけ早く日本を動かしましょう。あと、知っている人をスマートフォンに買い換えさせてTwitterの使い方を教えてあげてください。最新型のiPadでもいいですね。(新型iPadは、文字が印刷物並みにキレイだから読みやすい)
- 状況から考えて日本は早晩、変わります。確実に、ですが早く変えなくては子供たちを救えません。私達が思いとどまる度に救えなくなる命が増えていくのです。それだけ放射能というものは恐ろしいのです。正確な情報を手に入れて、できるだけ早くこの国を変えましょう。それがこの1年で私が得た結論です。(とてもシンプルですが意外と難しい)