MacOS 10.8 Mountain Lion
日経トレンディ:アップルが新OS「Mountain Lion」、iOSとの親和性を高めた10のポイント
iOSの機能を踏襲
・iCloud
- Documents in the Cloud
- フォルダーを作成でき、Pagesなどのドキュメント管理しやすくなるという。
- メール、連絡先、カレンダー、ブックマーク、写真、テキスト(Notes)をMacやiOS間で共有できる。
・AirPlay Mirroring
- AppleTVを介して、Macの画像をテレビに転送できる。プレゼンに便利だが、AppleTVが必要だ。だがMacとテレビがあるとき、無線で転送できるので、わざわざMacをテレビにつながなくてもいいというのはメリットかも知れない。
・Message(iOSアプリにある対話ソフト)
- 自分、話す人がいないので、使ったことがない...(うぅ...)
- AIM、ヤフー、Google chat、Jabberなどのインスタント・メッセージング・サービスをサポートする。基本的にチャットソフト、iOS端末同士だとFaceTimeなどが使える。また複数人でメッセージをやり取りすることもできる。
・リマインダ(ToDo:時間になるとスリープから復帰し、音を鳴らして知らせてくれる)
- iOSの予定表、チェックボックスと時間が指定でき、予定の時間になるとアラートを鳴らして知らせてくれる。便利、あとは、GPSを使って特定の場所にいるときに予定を知らせてくれる。MountainLionでは、iOS端末とMacが予定などを共有できるようになる。(どの端末にも最新の予定がプッシュされる)
・Game Center(Apple風ソーシャルゲームプラットフォーム)
・Notification Center(通知センターの事)
- メールがきたら、リアルタイムで通知してくれるとか、Twitterでメッセージが来たら通知してくれる。それらをシステムレベルでまとめてくれるのが通知センター。プッシュ通知システム。
・Notes
- Mac版のEverNoteみたいなもの。iCloudで共有できるテキストエディタ、ダブルクリックをするとDesktopにピン止めして置ける。Desktopがコルクボードやポストイットみたいになるようだ。
・Share Sheets
・TwitterのOSへの統合
- OSのソフトの認証ランクがあり、三段階の認証レベルがある。
- ・Mac App Store
- Appleがチェック済みの安全なソフト
- ・Mac App Store and identified developers」
- デベロッパの特定が可能な情報(開発業者ID)が内包されているソフト
- ・Anywhere
- なんのチェックもされていないチェックフリーなソフト
WSJ:アップル、Macとアイフォーンの融合進める=クックCEO(2012.2.17)
見てみると、iOSの小技がきいたOSバージョンアップである。MacOS XのiOS化計画が着々と進んでいると感じさせる。段階的にMacOS XとiOSを融合しようとしている感がある。聞けば、Appleでは、ARMプロセッサにMacOS Xを移植しているというから、その内、インテルマックからARM Macになる可能性がある。多分、そのタイミングは、ARM プロセッサが64bit化する2014年くらいに訪れると思う。多分、その過程でChromeなんかも、iOS上で動くようになるだろう。そうなれば、結局、iOSを買おうがAndroidを買おうが大して大きな差はないということになる。