人は、絶望的な状況に陥ると、希望を持つのが嫌になってくる。あまりにも厳しい現実に飲み込まれそうになる。だが、絶望という諦めは、ある意味、そこで終わってしまう。
もう二度と傷つきたくないと思って人は絶望をし、無気力になって何もしない。しかし、それこそが、更なる絶望的な状況に引きずり込まれる原因となる。つまり、絶望が絶望を呼ぶわけである。だから、もし、傷つきたくないと思うのならば、諦めてはいけない。(絶望してはいけない)
スラムダンクの安西先生:「諦めたら、そこで試合終了ですよ・・・」
逆ギレして希望を持つくらいで丁度いい。それが絶望を呼び込まない発想なのだ。絶望しない、故に終わらない、終わらないという事は希望がまだ残っている。花道のようにバカになれる奴が最後には勝つ。なぜなら、あいつは何も終わらせないで、やり続けるから。絶望したら終わってしまい、出来るはずだった事を出来なくしてしまったり、より窮地に立たされるような状況に引きずり込まれる。不幸の連鎖に引きずり込まれる。諦めず、戦い続ける中に希望がある。故に絶望という名の諦めを認めてはいけない。それは、より不幸になる発想だからだ。
人間は不幸に対して逆ギレして希望を持つくらいが丁度いい。