SKY NOTE

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計画停電を避けるにはテレワークとシエスタとエアコンの温度設定

現在、計画停電を避けるのに最も有効な方法は節電である。通常の年は6000万kwというが、今年は節電効果を見越して5500万kwの需要があると見込んでいる。しかし、実際の供給能力は4650万kwhだという。つまり、850万kw、計画停電を避ける為には余裕を持って1000万kwは節電しなければいけないだろう。そこで、最も効果的な節電として、企業のテレワーク(在宅勤務)とシエスタを紹介したい。
 
 「ピーク時にテレビ消す」「シェスタ推奨、休日・勤務時間シフト」化学工学会が提言
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1104/04/news060.html
 節電にも効果的なテレワーク普及の勘所
 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1104/04/news020.html
 
更に16.6%節電が必要だが、それはシエスタとテレワークで可能だ。
今回の節電規模は6000万kwの内の1000万kwなので、約16.6%の節電が出来ればいいということになる。日本の都市の消費電力は、大雑把に言って、都市が38%、産業が38%、家庭が20%である。産業部門は、電力が滞ると生産が出来ず、機能不全に陥ってしまうが、オフィスや商店などの都市型の仕事は、テレワークでかなりの節電が可能となる。オフィスを使わなければ大幅に節電可能だ。また、ピーク電力が問題なので、そのピーク時に皆が休むシエスタも有効だ。シエスタとはイタリアの習慣で昼休みの昼寝の事である。大体3時間くらい昼休みがある。そのかわり、仕事につくのは早い、8時から仕事が始まる。
 
Wikipedia:シエスタ


「空調の省エネ、ヒートポンプとコージェネレーション」から引用
オフィスの消費電力の50%がエアコンによるものだと言われている。冷房時のエアコン設定温度を1度上げると節電規模は15%と言われている。よって、エアコンの消費電力は都市の38%の半分だから、全体の19%を使っている。つまり、夏の都市のエアコン設定温度を1度上げると、全体に対し19%×15%だから、2.85%となる。というわけだから、設定温度を24度くらいにしている所であれば30度くらいにしてほしい。そうすれば、17.1%節電になる。というのは、節電に真面目なところだと、毎年28度にしているところがある。そういうところは、30度にしても、節電規模が5.7%にしかならない。よって、冷やしすぎているところは、余計に節電してもらわないとつじつまが合わないのだ。
 
必要な節電規模:追加で1000万kw16.6%(全体で1500万kw:25%)
1.テレワーク:38%節電(オフィス使わないから)
2.都市のエアコン設定温度を6度上げる(2.85×6):17%節電(24度→30度へ)
3.都市のエアコン設定温度を4度上げる(2.85×4):11.4%節電(26度→30度へ)
4.都市のエアコン設定温度を2度上げる(2.85×2):4.7%節電(28度→30度へ)
4.シエスタ 昼休みに減る電力の規模と同じと見れば、280万kwくらい:4.7%節電
 しかし、単に昼休みだけでなくて、皆が休むのならば、この倍の効果はあるかも...
 
30度の熱さをしのぐ方法
1.体感温度を下げる。(扇風機が有効:風があたると気化熱で体表面の温度が下がる)
 気温30度、湿度80%の場合、風速3mの風で体感温度は26.2度まで下がる。
 体感温度計算:数字を入れると体感温度が分かる
2.保冷剤を首に巻いて血液を冷やす。(結構涼しい)
 ハンカチの対角線上に保冷剤をくるんで、首に巻く(2時間程度は持つ)
3.だるさを防ぐ為に黒酢を飲む(黒酢によって尿酸を分解しやすくなる)
4.水分補給はまめに(水筒を持ち歩く、あと塩も:ミネラル系のサプリもあるといい)