SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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日本の悪いところはインテリジェンスと権力が連携していないところ

日本の良くないところは、インテリジェンス(知性)とパワー(権力)が連携していない事だ。では何故ダメなのかと言うと、本当にいいアイディアが採用されてしまうと旧来の利権が崩壊するからである。もう一つは、減点主義教育をした為に新しい事を認めにくい発想になっている事、加点主義的発想ができず、可能性を評価するよりも、欠点を非難する方に向かってしまいがちな事が挙げられる。
 
私は民主党政権ができる時に、いの一番に脱官僚を実現する為のブレーン集団を擁立するものだと思っていたが、その為の予算はなく、現在に至るまで、素人に等しい政治家が専門家まがいの事をする政権でしかないのは非常に残念である。口蹄疫の問題でも、官僚はきちんと農水大臣にレクチャーしていたのかと思えるほど、動きが緩慢だった。東国原知事も道路封鎖に数時間でやるべきなのに数日かかるなど、非常に対応が遅かった。指導者にキチンとした情報を提供し、適切な判断に導くような強力なブレーン集団の擁立が必要なのに充分な人材を民主党政権は登用していない、コレではダメだ。
 
官僚は当てにならない、彼らは旧来の利権を放棄したくないわけだから、旧来のシステムを壊すような本当に新しいシステムは避けるだろう。だから、セカンドオピニオンとしての外部の強力なブレーン集団が必要なのだ。それでなくても、前例主義の彼らが新しいものをきちんと評価できるわけがない。そういう無能、あるいは意図的に無能な連中のみを使って政権運営するなど自殺行為である。民主党は速やかに優秀なブレーン集団を擁立し、そこにアドバイスを顧うなり、権限を与えるなどして、有能な政権に速やかに変わるべきである。現状では、素人に毛が生えた程度の能力しか発揮できない。
 
また、自民党時代から引き継いだブレーン集団は、切り捨てた方が良い。政権を変えると言う事はブレーン集団を変える事だと言っていいほどインテリジェンスを切り替える事を意味する。民主党はそれが未だに出来ていない。普通、有能なCEOは、まず人事を刷新して、新体制を確立し、その上で仕事を始めるが民主党は、その最初のステップが未だにできていない。もっとスピーディーにブレーンを切り替えて、仕事をやって欲しい。日本にはそんなに時間が残っていないのだから。
 
日本には多くの技術資産があり、それを有効に活用できないのは、一重に政府が無知だからである。その無知を是正する為に、優秀なブレーン集団を擁立する事は、絶対条件なのだ。優秀な人間なんて日本にはゴロゴロいるわけだから、何も好き好んで無能な人間(腐敗した官僚)を我慢して使う必要など無いのだ。有能な人間をどんどん登用して、ガンガン日本を変えて欲しい。