1.エコポリス:環境技術研究機関(技術革新を担う)
1.素材・資源
・藻類の量産
・バイオディーゼル
・バイオポリマー
・BNF(バイオナノファイバー)の研究
・藻類生産における生態系への影響を研究し、ダメージを与えない量産モデルの確立
2.太陽光
・高効率太陽電池の研究
3.風力
・静音ブレード
・微風対応ブレード
4.地熱
・高精度な地熱探索技術の研究開発
5.送電網
・大容量蓄電技術
・大容量キャパシタ(電池)
・スマートグリッドの研究
・超電導送電線の研究
6.電子都市
・超高速GPUの開発(日の丸GPU:民間企業が資金を出しあって作るべきだろう)
・各種疑似体験シミュレーション技術の確立
7.セメント
・ジオポリマーの研究開発
8.製鉄
・高強度製鉄
・RPF(プラスチックゴミを石炭と同等の燃料にする)
2.グリーンバンク:環境無利子銀行(資金面でのサポート)
太陽光:無利子融資
風力 :無利子融資
地熱 :無利子融資(10年間であれば全額 20年間であれば半額)
バイオ:無利子融資(藻類の量産→発酵:バイオディーゼル/バイオポリマー)
断熱ガラス:無利子融資
エコカー1%ローン:100万円まで5年間(財源5年もの国債:1%)
エコ家電1%ローン:10万円まで3年間(財源5年もの国債:1%)
3.「部品」ではなく「システム」を売れ!
- グリーンバンクとエコポリスを創設し、日本のお金と知能を結集して、環境技術を開発し、そこで作ったシステムを新幹線システムのように世界中の新興国に売り込んで兆単位の受注を得られれば日本経済は安泰である。これからの日本は、車や電化製品だけでなく、環境を保全しながら豊かな生活がおくれるエコシステムを売る事で利益を得るべきだ。日本の主要輸出品は高品質な「部品」であったが、これからは、それらを組み合わせた「システム」を世界中に売ればいいのだ。そうすれば、環境を保全する事と豊かさが矛盾しなくなり、結果として日本も豊かになるし、世界も豊かになる。Win-Winの関係になるわけだ。シンガポールでバイオポリス(バイオ研究機関)を作った人が「日本はお金はあるが、その使い方を知らない」と言っていたのを思い出す。お金も技術も日本にはあるのに、それらを組み合わせて生かす知恵とリーダーシップが欠如している為に利益を確保出来ない。これは戦争で言えば、優秀な兵士と兵糧はあるのに、大将がバカで戦争に負けると言う構図だ。あまりにももったいないので、民主党には頑張ってもらいたい。