最近、物事を見ていても、何か心に響くものがないので、書きたい事もない。そういうときは窓の風景の方が世間よりも興味深かったりする。梅雨時の夜の街路など、道路が雨で街灯の光を反射している様の方が、世の中の流れよりも興味深かったりするのだ。
エヴァンゲリオン序を見たが、率直な感想「テレビ版の総集編じゃん！」という内容だった。若干書き直されている箇所が見えるが殆ど同じ。あいかわらず、独特のGUIで魅せるところは凄いと思う。エヴァのGUIはカッコいい。
マイケルジャクソンもYouTubeで見たが、ダンスがカッコいい。やはりトップスターなだけはあると思った。スピーディーなダンスと、オリジナリティのあるポーズ。そして強烈な叫びにも似たボイス。カッコいいですな。
ちなみに彼の肌の色は整形ではなく、病気だったのだそうだ。自分の免疫がメラニン細胞を攻撃してしまう事による白色化ならしい。黒人の2％がなる病気なのだそうな。だから、彼は自分のアイデンティティを否定していた訳ではなかった。病気だったんだ。メラニンがないと、体が紫外線を防ぐ事が出来ないから、サングラスに日傘とマスクというのは、重要だったと思う。そうしないと炎症が起きてしまう。
- マイケル・ジャクソンの外観
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%82%b1%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%82%af%e3%82%bd%e3%83%b3%e3%81%ae%e5%a4%96%e8%a6%b3
マイケルの追悼番組などを見ていて、孤独な人だったんだなという事が分かった。なぜか、そういう孤独な奴の作るものって世の中に響くんだよな〜。尾崎豊とか...彼らの孤独な世界から生じる叫びみたいなもの、そういうのが歌になると結構、響くんだ。マイケルの歌にはそういう音がある。カーペンターズも家族の幸せの代名詞みたいな歌なんだけど、実際に歌っているカレンは痩せすぎて死んじゃうし、心に響く歌を作る連中ってどうして、まともな死に方しないんだろと思う。総じて孤独で、最後にはいい死に方しない。でも歌は凄くいい。
- マイケルジャクソン「Bad」
- 決めのポーズがとてもクール、小さい画面だと分かりにくいかもしれないけど...
- マイケルジャクソン「We are the world」マイケル+豪華アーティスト
それがもう二度となくなってしまったのかと思うと喪失感があるが、最近のマイケルジャクソンを見ていると、壊れそうで痛々しかった。だから見るのが嫌だった。だが、若い頃のビデオを見ると、素晴らしいと思う。それに単にロックな音楽だけでなく、We are the worldみたいな曲も作れるところが素晴らしい。
マイケル死んじゃったし、ジョブスは病み上がりだし、何となくエンジンのかからないニュースばかり。なんか元気の出るニュースないのって感じ。
