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今ある危機を列挙してみた

現在、日本が抱えている主な危機を列挙してみた。
 
生活を脅かすもの
・エネルギー危機
・食料危機
・資源危機
金融危機
・高齢化
  
自然災害
パンデミック
・洪水(温暖化)
地震(CCSで誘発される可能性が出てきた)
 
エネルギー危機、食料危機、金融危機、資源危機、高齢化は、一つの問題として一挙に解決する。これらは、産業および経済の問題だからだ。経済とは価値の輸送であり、産業は価値の創造である。高齢化で心配されているのは価値の生産と輸送が滞る恐れがあるからである。故にこれらの問題は価値に対する問題なので、価値をいかに創造し輸送(分配)するかという基準で考えれば一つの問題として扱う事が出来る訳だ。
 
エネルギー問題については、エネルギー消費税、3円/kwhの税金を取り、毎年3兆円を取る亊と、暫定税率を廃止した後、20円/リットルの環境税を設定(2兆円)、合計5兆円の税収から以下の事をする。

新エネルギーに対する無利子融資(以下の項目に融資する)
風力発電
太陽光発電(通常・集光型)
・太陽熱パネル(太陽電池と共用)
・ペアガラス
・バイオ資源・エネルギー
 
電気
天然ガス火力(2523億kwh:2004年)
太陽電池(1100億kwh/2600万世帯 2030年)
・集光型太陽電池(1600億kwh/4万ha 2030年)
 
石炭火力(2329億kwh:2004年)
・LED(-1800億kwh/250lm/w 2030年)
風力発電(700億kwh 2030年)
 
石油火力(970億kwh 2004年)
・人口減少(1100億kiwh/1470万人減少 1.278→1.13億人)
 
石油
・ガソリン・軽油(976億リットル 2004年)
 ・省エネ:EV×軽量素材(BNF)=燃費1/5
 ・新エネ:太陽電池1/10 バイオディーゼル1/10(100億リットル)
・ポリマー(481億リットル)
 ・バイオポリマー(藻類1.6億トン→6500万トンのポリマー(BNF600万トン含む))
・C重油一般172億リットル+灯油296億リットル
 ・ペアガラス(-40%)
 ・太陽熱(-30%)
 ・残りをエアコンで賄う(十分減らしているのでエアコンの消費電力はそのまま)
・A重油
 ・バイオディーゼル燃料303億リットル 2004年

 
石炭
・製鉄(8297億トン 石炭7164万トン コークス211万トン)
 省資源・代替素材
 ・人口減少(-11.6%)
 ・BNF(-30% バイオナノファイバー植物繊維で強化したプラスチック)
 ・電子都市(-15% 鉄筋のいらない仮想都市)
 硬い鉄で必要量を減らす
 ・ハイテン化(-13% 添加物で鉄を硬くし、量を減らす)
 減らした鉄をバイオ燃料で作る
 ・廃BNF(1000万トン:2030年)
 ・バイオガス(80億立方メートル)
  バイオ燃料やポリマーの生成時の廃液をメタン発酵
 
・セメント+窯業(石炭:1075万トン)
 ・人口減少(-11.6%)
 ・都市の電子化(-30%)
 ・バイオディーゼル燃料(53億リットル)
 
・石炭化学(1400万トン 2004更なるリサーチが必要)
・パルプ(541万トン)
 ・電子ペーパー (-90%:情報輸送に使われている90%を全て電子化)
 
天然ガス+LPガス(220億立方メートル+1788万トン)
 家庭用が約半分
 ・保温浴槽+太陽熱×ヒートポンプ
 ・節水シャワー(お湯半分)
 ・電磁調理器
 工業用の用途がよく分からない
 ・人口減少(-11.6%)
 
エネルギー資源問題は、上記の通りに解決するモデルが作れる。これにより、日本はエネルギー/資源の自給率が70%を超える。外貨がなくても生きていけるモデルを構築する事により、高齢化による国力の弱体化に耐えられる自立性を確保できる。また、これらの新しい産業を興す事で雇用が確保され金融危機も解決に向かう。さらにバイオ資源を作る際に稲わらを燃やして発酵させるのだが、その燃やした時に出る二酸化炭素を使ってスピルリナ(藻)を600万トン生成し、これを飼料用作物として使う亊と飼料米栽培(休耕田100万ha/800万トン)で2030年には、食料自給率が70%以上になる。これで食料危機も回避。さらに、全ての仕事を電子化する事で省力化を進め、労働人口問題も回避。効率が労働人口を上回り雇用不安が生じた時には、ワークシェアリングで富の分配を平準化
 
価値の創造は、省資源+バイオ+自然エネルギーで実現し、価値の輸送は徹底した電子化で対応する。
 
パンデミック
・だちょうワクチンの開発(2012〜2013年)
 ・完成するまで毎年緊急用に試作ワクチンを国民全員分作っておく
  上手くいけば効く場合もあるから(単純計算で毎年3500万円で作れる)
・新型抗生物資の開発

洪水
・水田治水(全国の治水ダムの規模に匹敵)
・高い目標設定による効果のある温暖化対策
 
地震
・CCSプロジェクトは即刻停止
 ・別の対策で温暖化対策をする
・耐震補強に有利な融資制度を設ける。
 ・軽い屋根
 ・補強された柱や壁
・火を使わない社会:火災を防ぐ
 ・灯油ストーブ → エアコン
 ・ガステーブル → 電磁調理器
 ・たばこ    → 代替タバコ
 
大雑把ではあるが、要するに解決の仕方はある。要は自分で価値を創造し、それを効率的に輸送(分配)できれば、他人(外需)の力を当てにする事なく、(内需だけで)生きていけるという至極真っ当な戦略である。