SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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日本の環境政策はオバマの「Change」から始まる

昔から日本はアメリカに追随してきた。その流れで行けば、オバマが大統領になる事で日本も変わる事は容易に想像できる。そういう意味では、今度の選挙は、日本にとっても「Change」なのだ。

何が変わるのかというと、オバマは恐らく、経済を立て直す為に環境ニューディール政策を実行するだろう。即ち、太陽光や風力、二重窓、バイオ燃料(食料ではない奴)などに政府の資金を振り向ける筈だ。これを見た日本も連動して、環境税、環境に有利な無利子融資、減税などを始めるだろう。また、風力発電の買取り価格も適正な水準になるであろう。今までが安すぎて風力発電の普及の障害になっていた。電力業界の反対に押し切られていた。高度な送電設備が必要になるため、それを嫌っているのだ

しかし、アメリカという大きな流れの流れの中では、日本の電力業界の主張も霞んでしまうのかもしれない。そういう意味では、オバマが大統領になってくれる事を私は願っている。しかし、私はCO2貯留技術は支持しない。地震を引き起こす危険があり、実例もあるので環境の名を借りた危険な事業には賛成しない。

興味のある人は以下の動画を見てほしい。
中越沖地震は人災かもしれない1(5分53秒)

中越沖地震は人災かもしれない2(6分18秒)

経済産業省:CO2の地下貯留、09年春にも安全指針
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081103AT3S3103902112008.html

この記事によれば、地震を起こすかもしれないCO2地下貯留の「安全指針」とやらを来年の3月にも作るというのだが、それ自体が極めてデンジャラスな事を「安全」と言うのは、いかがなものかと思う。日本の役所は地震を引き起こすという人道的に最低の事を一生懸命やっている可能性があり、見過ごせない。早く選挙で民主党を政権に上らせ、この計画を中止させなければいけない。ちなみに民主党は、この計画には反対していた。私も反対だ。地震については、我々人類は何も知らないのに等しい。何しろ地震の予知すら満足に出来ないのに安全などと言える根拠がどこにあるというのか?全く、井の中の蛙とはこの事である。愚かすぎる。

この計画は危ない、特に世界の地震の10%が起こる日本では。

話がずれたが、この様な危険な技術に頼らずとも、他の技術を総動員すれば、解決が可能なのである。過去の記事にもその点を書いてあるので、以下に紹介したい。

車の二酸化炭素をゼロにする
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20080627
電力消費の二酸化炭素をゼロにする
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20080626
鉄鋼生産の二酸化炭素をゼロにする
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20080628/1214582797

日本の部門別温暖化ガス排出量(2004年)
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20080624