SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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私の洞察の仕方

私は、基本的に物事を洞察する時に、他人への配慮とか自分の願望を極力排除する。それは洞察する際にはノイズとなり、判断を誤らせる原因となる亊が多いからだ。

洞察する際に必要となるのは、自分が正しいと思う事ではなく、その事象において正しい事を追求する事が大切なのでそうなる。だから、私が間違える時には大抵願望が混じっている事が多い。よく他人の事をはよく分かるけど、自分の事については駄目という人がいるだろう。それは自分の事については願望が混じってしまうからだ。

私の場合、子供の頃から主権があってない様な生活だったので、他人に一切期待しないという感覚を持っている。この感覚で物事を見ると比較的正確に物事が読める。

ただ、このスタイルはコミュニケーションにおいては失格である。コミュニケーションに必要なのは真実よりも俯瞰的行動が必要だ。なぜならば、人間は感情を持った生き物だからだ。真実がもし感情を揺り動かす時、その人の願望が最大化される。願望が最大化されると、冒頭で述べた通り、正しい判断が出来なくなる。

つまり、コミュニケーションにおいて、真実を探求する冷徹な姿勢は、逆に他人の感情を揺り動かし誤った方向に他人を導く危険をはらんでいるのである。それを防止するために大事なのは、全体を統轄する俯瞰的な視点である。俯瞰によって、相手の感情と現実とのバランスをとりつつ、ゆっくりと慎重に亊を運ばなくてはいけない。現段階の私は、この俯瞰が出来ない。それだけ私がまだ子供だと言う亊だ。