SKY NOTE

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理由を言わないで否定するということ

理由を言わないで否定するということ

祖母は私に理由を言わないで否定する事により、子供の時の私にあるメッセージを送っていた。それは「どんなに正しくても否定される」という意味のメッセージだ。

つまり、お前がいくら正しかろうと認めないものは認めない。というメッセージである。私がたとえ間違っていようと、理由を言わないので、自分が正しいと思ったままの状態で否定されるので、そういうメッセージになってしまうのである。

つまり、「どんなに頑張ってもダメなものはダメ」という意味に近いものがあった。だから、正しくても、上手くいきそうでも、ダメにされてしまうときには、ダメにされるという不安からは逃れられなかった。

そういう意味で理由のない否定は一番良くないのである。そういう絶対的な否定は子供から希望を奪う。だから、最低なのである。思えば祖母は、理由を言わない事により、人に絶望を与えていた。絶望は人から多くのものを奪い取る。だから、理由を言うべきだ。どんな事でも。希望を絶やさない為には、理由が必要だ。