SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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エコロジーはダイエットに似ている

家電製品を購入するとき、消費電力をワットではなく、カロリーに変換してみて下さい。

1.「相対値」ではなく「絶対値」で購入を検討しましょう
例えば、200「ワット」の大型液晶テレビだとすると、200キロ「カロリー」と変換してみて、これは太りそうだわと思ったら買わない事が正解です。たとえ、店頭で省エネ省エネと言っていても、それは前のモデルとの比較であって、絶対的な消費電力としては、大してエコでもなんでもない事が多いものです。

要するにケーキの割にカロリーが少ないと言われてもケーキはケーキだったりする訳です。カロリーはそれ相応にあると考えれば、避けるのがエコです。メーカーは高い製品、高付加価値の製品を売りたいあまり、大してエコでもない製品を前モデルよりもエコだという理由で売りつけに来ますが、賢い主婦の方々は、そういうメーカーの姿勢を無視してしまいましょう。無視されてやっと分かるのです。彼らは環境環境という割には、大きな消費電力の製品を売りたがります。相変わらずスペック(性能)を誇る様なところがあり、この性能の割にこの消費電力と言いたい事はよくわかるのですが、絶対的な消費電力量から見て、大してエコではないのです。未だに性能至上主義から抜けきれていないのが現状です。人間にも環境にも適度な性能があるという事がよくわかっていないところが痛いです。つまり、性能を上げていれば、省エネでなくてもいいという論理で作っている。環境に良いというのならば、絶対的なワット数が下がらなければ意味がないのです。だから「性能の割に...」という主張は言い訳にしか過ぎないのです。そのようにメーカーに言っても彼らはわからないので、消費者がそういう製品を買わない事が大切です。彼らにわからせる為には「売れない」という事が最も心に響くのです。そういう製品を買わない事で、メーカーの遅れた発想に釘を刺す事が大切です。

2.意味のない消費は無駄です。
照明一つとっても、欧米に比べれば異様に日本の照明は明るいのだそうです。特に夜間の照明は、明るすぎるという話です。人間の生体リズムからしても、夜明るいのは、あまり望ましい事ではありませんし、別に暗くしても、その分、目の瞳孔が開くので暗く感じない筈です。下げたとき暗く感じますが、慣れてしまうとそれが標準になります。また、照明は色によっても明るさの違いが生じ、赤系は暗く感じて、青白系とか白系は明るく感じます。輝度が調整できる蛍光灯があったら、ちょっと暗いかなと思える位まで下げてみて、もうちょっと暗くても大丈夫かなとやってみて、一番暗くできるポイントを探してみてください。

蛍光灯の場合、暗くした分だけ消費電力が下がります。同じ原理で液晶テレビも消費電力が下がります。ブラウン管式テレビでは輝度を下げてもあまり消費電力は下がりませんでしたが、液晶テレビは輝度を下げれば、それ相応に消費電力が下がります。中のバックライトも蛍光灯ですので、そうなるのです。照明を暗くすると、相対的にテレビも暗くしても、きちんと見える様になります。人間の目は相対的な感覚で輝度を感知しますので、コントラストがしっかり表現できていれば、暗いとは感じません。そういう意味で、照明が暗くなった分、テレビの映像がハッキリ見える様になる訳です。その分、テレビの輝度を下げれば、テレビと照明の両方が省エネに出来るという訳です。

テレビの調整の仕方
大抵の液晶テレビは、暗くすると、輝度が減るだけでなく色も薄くなります、そこで調整するポイントは、三つです

1.輝度を下げる
2.コントラストを上げる
3.色を濃くする

このような調整をする事で、テレビの省エネが可能です。多分、輝度(絶対輝度)を半減すれば、3割程度の省エネになると考えられます。