SKY NOTE

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狭い箱

狭い箱

なぜ人は心が狭くなってしまうのだろう。それは小さな箱の中で暮らしていて、箱の外を恐れるようなものかも知れない。箱の外を知らない場合、箱の内側に重要なことがあり過ぎて、箱の外が見えなくなっている場合。

1.継承型(外を見ないことを強制された状況)
脅迫観念に基づく教育をされた人間が、さらにその下の世代にも同じように教育しようとすることで狭くなる心。狭くないといけないという教育がされる。

2.欲望型(外を見なくても良いとされた状況)
子供が道路にボールを落としてしまうと、ボールを取ることに気を取られてしまい、周りを見ない状況。欲望が他の者への注意をそらしてしまう。
マリーアントワネット:己の基準でモノを見すぎてしまったために殺される。

3.体験型(体験に基づく発想が強い欲望になって、外が見えなくなる)
失敗体験→それを避けようとするあまり、他のものに注意が向けられない
成功体験→それを再現しようとするあまり、他のものに注意が向けられない

過去によって閉じ込められたり、エゴによって閉じ込められたりする。体験がエゴに変化することもある。人には自覚なきエゴがあり、それが肥大化すると無自覚な心の狭い人間が生まれる。そして、一度出来た心の箱から出ようとすると、制裁の記憶が蘇って外が恐くなる。恐いから避けようとする。その避けるときに他の人間がいれば、それを巻き込む。

不完全だが、自分の体験や歴史の事実から分析してみた。箱から出る手段は、そういう強制をする人から離れる事と、箱の存在に意味がない事を具体的に把握し別の行動を定義する事、失敗体験を成功に反転させる為には、成功には現実性が必要であり、その為には視野を広く持つ事が大前提である事を認識して、ある特定の目的だけに意識を集中させすぎない。(もし、意識を集中しすぎて、他に注意を向けなかったら、箱に閉じ込められる事を意味する)

この様に心の中に小さな箱は簡単に産まれる。だから、だれもが注意しなければいけない事なのだ。もし、小さな箱に縛られたら、自分だけでなく、他人までも巻き込んでしまう事を肝に銘じて考える事が大切だ。

それが出来る人が理性のある人だと思う。私から見れば大人という事になる。

狭い箱から出る方法としては、客観性を重視する。大体の狭い箱は主観から産まれている。故に客観的事実でそれらを否定する訳だ。だが、大抵の場合、主観が事実を誤認している場合が多いので、そう簡単にはいかない。