SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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家父長制度に正当性はない

現代の日本における家父長制度のルーツは、儒教であると思う。しかし、それは儒教の教えを曲解したものであると私は考える。儒教は基本的に「仁」つまり、優しさを目的とし、他の、義、礼、考、忠、は、その仁の教えを実現する手段に過ぎない。

故に、何よりも仁の教えが優先され、他はその手段に過ぎないのだから、それが仁に劣る行為であるとするならば、手段である他の教えは否定可能なのである。それを否定しない方が、老人や男にとって権益が大きかったので、ある種の独裁制儒教が加担した形になってしまったと考えられる。つまり、源流をたどってみても、その正当性は全くない事、むしろ亜流と言っても良いものである事が分かる。

平たく言えば、家父長制度とは、論語読みの論語知らず程度のものに過ぎないのだ。