Googleがストレージサービス「GoogleDrive」を発表した。
InternetWatch:オンラインストレージサービス「Google Drive」ついに登場、無料で5GB
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120425_529075.html
Google Driveのサービス内容
5GB | :無料 | |
25GB | :月額2.49ドル | 年間29.88ドル |
100GB | :月額4.99ドル | 年間59.88ドル |
1TB | :月額49.99ドル | 年間599.88ドル |
16TB | :月額799.99ドル | 年間9599.88ドル |
- G.Mailのストレージ容量も7.5GBから10GBへ、GoogleDriveの容量を追加購入した場合、G.Mailの容量もそれに合わせて増加するとのこと。
Google Driveの特徴
InternetWatch:「Google Drive」競合との優位点は?プロダクトマネージャーに聞く
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120425_529111.html
1.豊富な対応ファイル
- AndroidやiOS(近い将来、iOSアプリも提供)、WindowsやMacなど各種アプリケーションをサポートする。PhotoshopやIllustratorなど30種類以上のファイ形式をサポートしている。
- 文書:Pages、ZIP、RAR、Office
- 画像:JPEG、PNG、GIF、TIFF、BMP、Illustrator、Photoshop、PostScript
- 動画:WMV、FLV、AVI、MPEG4、3GPP、MOV、MPEGPS
- 以上のファイルをその場で閲覧することが出来る。そして、GoogleDocsまたは、サードパーティのアプリから編集可能。
2.バージョン管理機能
- 30日以内であれば、古いバージョンを表示できる。ファイルと選択しておけば、そのファイルに限り永久に古いバージョンを保存しておくことも可能
3.強力な検索機能:Google Goggles
- 1.映像を言葉で検索できる
- 画層認識技術により、画像に含まれる対象物を元にした検索が行える。エベレストと入力すると、Google Driveに保存されたエベレスト山の画像が探せるだけでなく、エベレスト、ネパールと検索することでネパール側から見たエベレスト山の画像のみを検索できる。
- 2.映像内の言葉から検索できる
- OCRによって、画像に含まれる文字列も認識できる。現時点では日本語はサポートされていないが、「近い将来対応する」との事。
他のサービスとの違い
1.編集可能
- サービスにログインしながらファイルの作成や編集が行えること
2.ソフトウェア開発キット(SDK)を公開
- サードパーティが開発したソフトをGoogleDriveに取り込める
3.強力なファイル検索
- ファイルの名称や種類で検索出来るだけでなく、画像の内容(エべレストの写真であればエベレストと検索すれば出る)、画像内のテキストもOCRを使って認識でき、それにより検索が可能。(ただし、現在は日本語には対応していない。近い将来、対応するとのこと)
4.Googleの各種サービスと連携可能
- G.MailやGoogle+でGoogleDriveのファイルを添付できるなど、将来的に応用範囲は広がっていくだろう。
5.サードパーティのアプリは?
- 現在は20社(これから増えるだろう)GoogleDriveに記録されたファイルをFAX送信したり、GoogleDriveでワイヤーフレームを作成するツール(Drawソフトかな?)がある。サービス開始前はSDKを限定的に公開していたが、これからどんどん増えるだろう。対応アプリはChrome Web Storeで購入できる(既に公開中)
その他
・サービスの収益源は、ユーザーへの有料課金のみ
・企業向けのGoogleAppsに対応し、いくつかの管理ツールを提供
・現在は一部のユーザーのみだが数週間以内にすべてのユーザーが使用可能になる。
・無料ストレージを増やす計画は?
- 無料で提供するファイル容量を増やす予定はないが、ユーザー動向を見ながら対処したいとのこと
まとめ