SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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いじめられっ子「日本」

事なかれ主義が蔓延している日本社会、何がおかしくなってしまったのか考えてみると、社会全体に渡って必要とあらば戦っても問題を解決するという姿勢がなくなってしまったのではないかと考えている。戦争は良くないが、それ以外の場合において自分の立場を守る為に、必要な戦いはするべきだというのが私の見解だ。なぜなら、私が子供の頃、いじめられたのは、無抵抗だったからだ。祖母の事なかれ主義に過ぎない考え方を平和を望む正しい考え方だと勘違いして、信じてしまったのが間違いの元だった。きちんと主張する事は悪ではない、むしろ、主張しない事で搾取される事こそ、悪だ。
 
いじめる側に立って考えると、私から搾取するのはノーリスクであり、いじめても報復されない安易な存在に過ぎない。この安易さを生んでいたのは私自身。今の中国に対する日本と同じだ。日本を叩くのはノーリスクだと思わせてはいけないのだ。例え、勝てなかったとしても、それなりに痛い思いをさせるような状況を作り出さないと、同じ事が繰り返される。
 
いじめられない為には、不当な事を不当だと大声で叫ぶ事、そして、仲間を集める事、私は子供の頃、この二つの事をキチンとしていなかった。今の日本がするべきことは、ぶつかってきた漁船の映像の公開と、レアアース禁輸に関するWTOへの提訴だ。
 
不当な事:ぶつかってきた漁船の映像をネットに公開して、世界中に中国の不当性を訴える。
     シーシェパードの件を思い出して欲しい。鮮明な映像であれば説得力がある。
仲間  :レアアースの問題に対するWTOへの提訴し、国際的に中国を非難する。
     戦略物資を利用して他国の領海を奪うなどという行為は国際的に許されない
 
大声で不当だと叫び、仲間を募る。これでいじめられない。子供の頃はそれが出来なかった。私に戦う勇気がなかったからだ。しかし、子供の頃と同じ事を自分の国がやっているのを見るのは忍びない。今の日本には父性が足りない。必要とあれば戦う事の正当性を担保する考え方を、偽りの平和主義でごまかしている。そういう偽善をぶち壊し、きちんと主張する事が日本政府に求められている。そういう意味では前原外務大臣は良い人選だったと思う。前原大臣には、映像の公開とWTOへの提訴を是非やってもらいたい。