自分は嫌なことがあると、結構、先延ばしをしてしまうトホホな人間なのですが、そんな私にちょうどいい記事がありましたので、紹介します。
WSJ:先延ばし癖を直すには気分転換の技術に目を向けよ
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304893004579309551339252832.html?dsk=y
この記事によると、物事を先延ばしにする人は、困難なことがあると、TwitterやFacebookなどを見たり、別のことをして気分を紛らわせようとするそうです。私もよくあります。ブログ記事を書こうと思っても、最近は、TwitterやFlipboardを見ていると、重要なニュースばかりで、どれを書いていいかと悩みます。それで最近は休みがちです。ニュースがないというよりも、ありすぎて、迷ってしまうのです。
【引用】
- 研究者はこの習慣を「快感を味わうための妥協」と呼んでいる。
- カナダのオタワにあるカールトン大学で心理学を専門とするティモシー・ピッチェル准教授は、こうした行動によって彼らは後に締め切りに間に合わなくなったり、土壇場で慌てることになったりしてもっと苦しむことになる、と指摘する。
【引用終了】
先延ばしにするのは、不快感を避けようとすることが自身の努力を阻んでいることに気づかせ、より生産的な方法で自身の感情を制御することが必要とのこと。
そこで4つの戦略があるそうです。
1.時間旅行(問題全体への不快感)
- 「仕事をしなくてはいけない」という焦りがある場合には、それを終えた時の達成感を予測してみる。
2.とにかく始める
- 失敗を恐れている時には、とにかく始めて見ること
3.自分を許す
- 先延ばしをしていることに罪悪感があるのならば、自分を責めるのは辞める。
- (自責の念もある意味、不快感であるので、先延ばしの原因になる)
4.まずは簡単なことから
- ある作業に特に不安を感じているのならば、もっと楽な作業から取り掛かる。
これら4つの戦略によって負の感情をコントロールして、対処するとのこと
自分のブログだと、ブログを書き終えて、今日の分は書いたぞという達成感を想像してみる。最近アクセス数が減っている…書いても読んでもらえないんではないかと失敗を恐れている時は、とにかく、書く、書くときに内容をきちんと説明するためには、もうちょっと調査が必要だと思ったら、楽にかけるとこから始めよう。そして、先延ばしにしている自分てダメだなと思ったら、そういう自分を責めないで、とにかく、楽な所から書いてみる。そうやって、他のことをして気分を紛らわせるのではなく、考え方、捉え方をコントロールして、不快な感情を抑えこみ、ブログを書くというのが、この記事を読んだ自分の感想。
重要なのは、自分の感情がどのようにして行動を妨害しているか気づく事だという。そのためには、自分を許し、とにかく始め、難しいところは後回しにして簡単なところから始め、そして、それが出来た時の未来を予想して、気分を紛らわせる。そうやって、不安という曇った空を晴らして、行動に結びつけるという。
記事を読んだ時は、ナルホドと思った。昨日も1日ブログ書かなかったが、自分が感銘をうけたのは、出来た時の未来を予測することと、難しいところは後回しにして、とにかく始めるというところ。「書き始めてしまえば、一応かけるから。あとは、ダメな所書きなおしたり加筆したりして修正すればいいや」みたいな、軽い気持ちになることが毎日ブログ書くために必要かもしれない。そう思うと、「最近、重大ニュースばかりで気分が重くなりすぎてたのかもしれないな」と思った。