SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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原発報道を疑うのは理科や数学を覚えていれば分かる

私が、原発報道について疑うのは、数学が分かっていると、半減期の数字から体に蓄積する事が分かっているのに、それをテレビや新聞は全く報道しないこと、生物の知識があれば、放射線は遺伝子を破壊するのだから、様々な問題が生じることが分かっているのに、それが全く報道されないこと、また、そうであるならば、どの程度の量と種類の放射性物質が漏れたのか伝えるべきなのに、未だに具体的な量の数字や放射性物質の種類が出てこないこと。またチェルノブイリ事故などの史実を知っていれば、放射線の問題は数年後に遅れてやってくるのであり、今症状がなくても後になって症状が現れることを知らせなくてはいけないのに、それが、あまり報道されていないこと。数学、生物、歴史、それらの知識を持ってすれば、日本の報道機関がオカシイという事がわかる。

大抵の数学や理科が不得意だった人は、それ故にテレビに出てくる御用科学者のいう事を金科玉条のごとくふれ回るが、実際、簡単な数学、生物の基礎、歴史、など一般的な基礎教育の範囲で十分、オカシイと分かるはずである。わからないのは、それらを忘れているか苦手だったからだと思う。今は、インターネットで調べればわかるので、とにかく数学の教科書を引っ張り出してきて、半減期の数字から1日、どれくらいの量が体に排出されるか計算し、その数字を割り出してみるといい、そして表計算ソフトで計算してみるべきだ。そうすれば、たとえ微量でも1年間で体に1日の平均摂取量の三桁の倍数で蓄積してしまうことが分かる。

その体に蓄積した放射性物質にはα線β線γ線があり、それぞれ、到達距離とDNAの破壊能力に差があることがわかる。α線が最も強力であるが到達距離が数センチと短く、β線がその次に強力で到達距離が数十センチから数メートル、γ線がその次に強く到達距離が数十メートルなど、そして、放射性物質の核種ごとに体の蓄積場所が違う。セシウムは筋肉(筋肉の塊である心臓)、ストロンチウムは骨(骨髄に蓄積すると白血病)など、危険箇所が違う。これは、体が人工の放射性物質をカルシウムなど、通常の栄養素と間違えてしまうからだ。

このよう一般的な公教育の知識を持ってすれば、報道機関の情報がオカシイとわかり、そして、インターネットで補足して調べれば、何がどういうことなのか分かるのだ。ただし、この事を新聞やテレビはあまり伝えない。伝えととしても断片的なので、読む人間は、それらを組み合わせる必要がある。つまり、今の報道は、国民のためと言うよりも、役所のために記事を書いている。東大出の役人が国民をバカにするのは、勉強の出来る奴が出来ない奴を見下す視線に似ている。というのは、公教育で受けた知識を持ってすれば、分かることなのに、それが未だにわからない事を彼らはバカにしている。そして、それ故に私達は彼等に舐められるのだ。