2012年8月より毎週木曜日に開かれているACTA反対抗議デモ、今回は、人権救済法案にテーマが集中している。
官邸前ACTA・人権救済法案 反対抗議集会 1(2012年9月27日 PM 7:13)
時間の部分をクリックするとそこへ飛びます。(YouTubeの方にもインデックスあります)
0:00 遠藤さん「人権侵害救済法案について:解釈次第で逆差別になる」
15:15 盛岡さん「人権委員会反対のロビー活動の報告」
19:45 遠藤さん「サイバー犯罪条約、違法ダウンロード刑罰化」
37:06 山田さん「人権侵害救済法案について:詳しい説明」(注目!)
上の動画の山田さんの人権救済法に対する説明が詳しく指摘されていて、人権委員会とはどんなものなのかという事を知るのに役立つ内容です。これを聞くと人権救済委員会というものがいかに恐ろしいものなのかが分かります。
官邸前ACTA・人権救済法案 反対抗議集会 2(2012年9月27日 PM 8:02)
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1:18 遠藤さん「人権問題は現行法の運用で99.6%カバーされている」
7:28 藤波さん「人権救済法=治安維持法、その末路は戦争と廃墟」
21:30 羽生さん「人権委員会:何をもって差別と定義するかが、まったく曖昧」
「逆差別により、人から言葉を奪う」(注目!)
31:20 グレーのシャツの男性「自由は、気づかない内に失ってしまう」(注目!)
40:35 マスクの男性「人権委員会は実際の問題を解決はできない」
44:48 石原さん「ネット規制への懸念:ニュースと現実がぜんぜん違う」
この動画では、羽生さんの人権救済法による逆差別が言論弾圧を可能にし、人から言葉を奪うという点にフォーカスした内容が秀逸で、聞くと人権委員会というものが戦前の秘密警察と同様であることがわかる。いわゆる密告社会。なぜ、人権を救済する法案が、言論弾圧に発展するのか、そのプロセスを分かりやすく説明されているので、必見です。さらに灰色のシャツの男性のコメントは、そういう人権侵害がされた社会というもの、自由がなくなることを、自由を空気に例えて説明されているのが印象的だった。空気のように普段、当たり前にあるものが、なくなった時、初めて気づく。しかし、その時には遅いという内容でした。聞いていると、水道と自由が似ていると思いました。要するに普段蛇口をひねれば、水が出てきて水が当たり前に飲めるのですが、断水などをすると、それが当たり前でなくなり非常に困ったことになる。つまり、大切な物ほど普段当たり前すぎて、その重要性に気づかないけれども、なくなった時に、その重要性がわかるという演説がとても印象的だった。
この他にも漫画で分かりやすく人権侵害救済法案の問題点が説明されています。
漫画で分かる人権侵害救済法案
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20120923/1348337119
このデモ行動は、毎週木曜日、次は10月4日午後6:00〜8:00に官邸前で開かれます。
ACTA・人権救済法案 反対抗議集会
日時:2012年10月4日 午後6:00〜8:00
場所:首相官邸前(国会記者会館前 GoogleMap)
交通:千代田線/丸ノ内線:国会議事堂前駅