SKY NOTE

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新しいジャーナリズムとGoogleTV

自由報道協会有志が運営するTheNewsが公開している記事を読むと、明らかに大手メディアとは毛色の違うニュースが入っている。大手メディアを見ていると分からないことが、こういうニュース・メディアを見ることで分かるようになる。そういう視野を広げる意味でメディアシフトが必要だと思う。

 TheNews:住民が決める「原発の是非」--署名活動始まる。
 http://the-news.jp/archives/8483

このメディアシフトについて考えるとき、OurPlanet TVというビデオチャンネルを見ると、GoogleTVが思い浮かぶ。こういった草の根メディアにグーグルの広告ビジネスモデルが融合して収益が出てくれば、新しいメディアが生まれるだろう。

 OurPlanetTVのYouTubeチャンネル
 http://www.youtube.com/user/OPTVstaff

国民の側に立ったニュースメディアという点で、注目すべきメディアである。メディアを変えるだけで、世の中が違って見えるから不思議だ。ある意味、既存メディアに洗脳されていたのかもしれない。だが現状では規模が小さく、ニュースの量も少ない、そういう意味で大きな流れになるのには、あともう一工夫が必要だと感じる。そういう意味でGoogleTVに期待する。最初のバージョンは出来が悪くコケたが、Googleの会長のエリック・シュミット氏によれば、どうやら来年の夏頃に殆どのテレビにGoogleTVが搭載されるらしい、

 engadget:「来夏には、大半のテレビに Google TV が組み込まれる」(Google会長談)
 http://japanese.engadget.com/2011/12/07/google-tv/

つまり、来年の夏頃にお茶の間にグーグルというチャンネルが一つ増えるようだ。この中に、YouTubeチャンネルでニュースを流している草の根ニュースサイトもお茶の間に進出することが出来るだろう。そして、こういうネット放送局が市民の立場に立って報道し始めると何が起こるかというと、既存メディアがいかに国民の目線に立っていないかということが明らかになる。つまり、比較対象が生じるのだ。つまり、こういうメディアを一目でも見た人は、既存メディアのおかしさに気づくだろうし、世の中がメディアを変えると違って見えることも感じるだろう。ある意味、旧メディアが国民を絶望させることによって、利権を貪ってきた構造が透けて見えるだろうから、その反動もあってGoogle TVを見始めるだろう。そして、既存メディアが国民の味方のフリをして実はそうでなかったことを理解しはじめる。来年の3月には、みのさんも引退するだろうから、彼らの発信力は急激に弱まる。その弱まった直後に間髪入れず、夏にはGoogleTVがテレビに内蔵されてくる。これは、2012年は面白くなりそうである。まさに辰年にふさわしい流れといえる。来年は日本にとって龍のように駆け上がる年になりそうだ。