SKY NOTE

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YouTube ロイターなど約100チャンネルを開設へ

YouTubeが本格的に映像コンテンツサービスに乗り出した。これから、テレビではなく、ネットでニュースやドラマを見る時代になりそうだ。それと同時にGoogleTVがアップデートされ、andoroidアプリケーションが利用可能になった。

 YouTube、マドンナやReutersなどによる約100のチャンネルを開設へ
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1110/31/news021.html

 「Google TV」アップデート Androidアプリの利用が可能に
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1110/31/news019.html

今までのGoogleTVは、Androidアプリケーションが利用できないことで片手落ちだったが、ようやく本格的なものとなる。そこへYouTubeの映像コンテンツサービスも入ってくるわけだから、ネットによる本格的な映像サービスが始まると言える。例によって日本のサービス開始は後回しだが、日本でも同様に流れが始まるのは時間の問題だろう。電波のようにチャンネルの寡占状態はないので、ソフトの質で勝負しなければいけない。御用報道などしていたら、他のチャンネルに消費者が逃げていく状態が生まれる。そういう意味でネットによる多様性が寡占状態から生じる弊害を消滅させることであろう。Appleも、新しいテレビを開発しているというから、注目度は高い。Appleの場合は、Siriで会話しながらテレビが見れるかもしれない。まるでSFだ。マイク付きのタッチセンサーがリモコンになっていて、リモコンに喋ったり、タッチしたり、フリックしたりして、操作するテレビが出てくるものと予測する。キーボードを使わず入力することも出来るかもしれないし、電話機能も内蔵するかもしれない。その場合は、リモコンが受話器になる。テレビにはビデオカメラが搭載されていて、テレビ電話にもなるだろうな。iPadで出来ていることは全てできるようになっている。Googleの検索も、ボイスナビゲーションでできたり、「ニュースが見たい、いつもの」と言えば、声紋認識で個人を特定し、その人がよく見ているニュースをピックアップして表示するみたいなことができたりする。そういうテレビが出てくるんだろうな。コレって今までのテレビよりも明らかに違うよね。妄想が膨らむばかりだけど、コレって既にiPhone4Sで出来ていることだから、後は、どんなリモコンが出てくるか楽しみといった所。

これからは、ユーザーと会話しながら要望に答えていくアプケーションが増えるだろう。AIの優秀なソフトが売れる。まるでSFの世界のような話、そうやってAIが進歩していくと、そのうち、テレビの本体が人間の体のような形になって鉄腕アトムの出来上がりって世の中も、そう遠くはないかもしれない。2030年くらいには確実にそうなっているだろう。夢は膨らむばかりだが、さしあたっては旧テレビを駆逐してくれることを、GoogleYouTubeには望む。

 パナソニック、薄型テレビの不振が響き大幅赤字へ
 http://japan.cnet.com/news/business/35009955/?tag=topMain

反面、新しいことができない日本の悲哀を感じる。インターネットテレビも頑張って作ったけど中途半端なものしか作れなかった。それ故に新しい市場を開拓することが出来ず、結果としてGoogleTVなどの後塵を拝するというのが、現状と言えるだろう。本来であれば、こういうことを率先してできないといけないのだが、それが出来ていないところに日本の弱さと言うかコンセプトの古さを感じる。昔の様にOSを独自に作って市場を開拓する意欲が全く見られないことが非常に残念だ。映像を単に写すという考え方から、ユーザーと対話して、コミュニケーションを豊かにする次世代のテレビにならなければいけないのに、未だに日本のテレビメーカーの発想はTV 1.0なのだ。時代はTV 2.0へ向かっているのに...