SKY NOTE

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いよいよつまらなくなってきたテレビとAmazonの格安タブレット

最近、テレビもいよいよつまらなくなってきて、面白いといえるものがなくなっている。紳助がいなくなり、来年の3月には みのもんた も引退するという。3.11や日本サッカーの活躍を予言していた東北のばあちゃんの予言によれば、「ブームがなくなる」のだという。この言葉は、テレビのコマーシャリズムの衰退を指しているのだと思う。

2chの東北のばあちゃんの予言は、今年の2月2010年12月に予言されていたもので、それを読んだ時、自分は後付じゃんけんではないかと思っていた。しかし、他の予言の中に日本のサッカーが活躍するという項目を見て、「サッカーなんてどうでもいいよ。地震とか、そういうのが重要」だと思っていた矢先、なでしこジャパンが活躍したのを見て「この人、本物だ」と思った。

 2ch:東北のばあちゃんの予言(未来へ)

いるんだな〜本物の預言者って感心してしまった。その東北のばあちゃんが「流行が完全に終わる。無くなる。」と言ったのだから、今まで流行を形成していたテレビの影響力がなくなる事を意味していると私は見た。恐らくは、テレビを人々が信頼しなくなったり、影響力がなくなっていくということなのだろう。実際、今のテレビは味気ない。薄いスープみたいなものといってもいい。

「紳助」がいなくなり、来年の3月には「みのさん」がいなくなるわけだから、影響力は既になくなりかけている。たけしは、以前からつまらなくなっているし、吉本のお笑い芸人は見窄らしい。さんまだけでは、すべての視聴者を支えられない。既に東北のばあちゃんの予言が当たり始めていると感じる。テレビのコマーシャリズムの崩壊が近づいている。

人々はテレビに代わる新しい娯楽を求めるが、それはネット上で多様化し、ひとつの流行のようなものは消えてなくなる。多様化した世界の中でテレビは全体の中のひとつに位置づけられるだろう。それをもって「流行がなくなる」と見れば、それが正しいように思える。そして、3.11以降、日本人は既存の新聞やテレビを疑うことを覚えた。その中でAmazonの199ドルタブレット(日本円で15400円くらい)、この低価格なタブレットコンピューターにAmazonの出版やビデオサービスが融合した時、テレビや新聞に変わる本格的なネットメディアが登場するような予感がする。まだAmazonは日本でそういうサービスを発表していないが、Googleが動画サービス会社Huluの買収に乗り出していることから、いずれGoogleも映像コンテンツサービスに参入すると見られる。

そこから導き出される答えは、新しいネットによる動画、新聞メディアの台頭と、電波メディアのさらなる衰退である。さらにテレビや新聞の弱体化は、原発問題への抵抗勢力の弱体化も促し、相対的に東京電力への風当たりも強くなっていくだろう。その結果、電力会社は以前のように広告費を捻出できなくなり、そこから収益を得ていた民放、全国紙は、さらに衰退する。その中で興味深いのが東北のばあちゃんの予言の「娯楽産業の大企業のひとつが潰れて、大きな流れ(たぶん連鎖倒産)ができる。」つまり、恐らくは、この予言の中で潰れるのは、テレビ局だと思う。そして、そのテレビ局が倒れると他のテレビ局も連鎖的に倒産という大きな流れのようなものが出来るのだと見た。そうやって潰れた後に、新しい社会が生まれる。旧社会を支えていた既得権益メディアが崩壊し、日本は新しい時代へ向けて歩き出すことになる。

東北のばあちゃんの予言を聞きながら、自分は、そのようになると解釈した。