SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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権利は、主張しないと利用される

権利は、主張しないと利用されてしまう。他人を利用しようとしない人であっても、相手の意見を安易に通してしまう人がいると、自動的に利用してしまったりもする。だから、権利というのは均衡を保つ為に主張するべきなのだ。
 
主張することで、お互いの立場の均衡をはかる。搾取されない為には、それが必要なのだ。そう思うのは、私の子供時代がそうだったから、安易に人の意見を通してしまう事で、本来均衡が保てたであろう状況ですらも、搾取される状況にしてしまった後悔がある。
 
だから日本の経営者も、従順な従業員に慣れすぎて、経営側の権利意識ばかりが肥大化してしまったと思う。でもそれは、権利を主張しない労働者自らが産み出してしまったのだ。経営者も苦しいだろうが、従業員だって同じかそれ以上に苦しいのだ。だから、株主配当よりも、従業員に利益を還元するように求めたり、ワークシェアリングで雇用を守る事を要求したって、別に何の問題もない。
 
同じ様に苦しいのに、どうして、経営者の側の意見ばかりが通るのか疑問に思った方がいい。搾取されてばかりでは、いいことは何も起きない、権利は主張しないと手に入らない。それが子供時代の自分に対する私の結論。奴隷ではないという亊をハッキリさせよう。法外な要求ではなく、あるものから従業員に還元しろという必要がある。
 
リストラしても、景気は良くならない。従業員は消費者なのだ。その消費者を不安に陥れて、モノを買ってください、サービスにお金を払ってくださいと言ったって無理じゃないですか?そういう無理に気づく事が大事。仕方がないと諦めてばかりでは、状況はもっと悪くなるだけ、我慢するだけ損なのだ。
 
奴隷は我慢したって一生奴隷のまま、奴隷の立場から這い上がろうとしたものだけが市民になれる。今の雇用は奴隷と同じ。隷属的雇用を否定する事が必要。隷属しても、奴隷を搾取したローマ市民の様な傲慢な人間が増えるだけだ。不公平が増えるだけだ。だから仕方がないというのは辞めよう。それは搾取されやすいカモでしかない。