Nanosolar社が従来よりも遥かに安い太陽電池を出荷

アメリカNanosolar社は、印刷技術で太陽電池を開発する事に成功し製品を出荷したと発表した。1wあたり99セントで販売しても儲けが出るそうだ。ちなみに従来のものは、1wあたり$3程度であるから、かなり安くなる。問題は耐久性や発電効率がどの程度か分からない事だが、強気のコメントを聞くと、結構いいレベルなのかもしれない。
　
これで太陽電池は経済合理性に見合ったものとなる。そういう意味では今日は歴史的な日かもしれない。
　
本格的に化石燃料から離脱できる可能性が出てきた。まだ薄日が射した程度だが、確実な一歩と言っていい。このペースでいけば、今後20年以内に石油火力発電は太陽電池に置き換えられる可能性が出てきた。もっと言えば、車の屋根に太陽電池が乗る日も近い。太陽で走る車が出来れば、ガソリンがいらない。近くに買い物するくらいでであれば十分であろう。