SKY NOTE

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共産党、戦争法廃止の国民連合政府を野党各党に提案

どうやら、2012年12月に始まった安倍暗黒政治の時代は、この共産党の国民連合政府の樹立という決断によって終わる可能性が出てきた。

 赤旗戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の実現をよびかけます
 2015.9.19
 http://www.jcp.or.jp/web_policy/2015/09/20150919-yobikake.html

今まで、共産党は他党との選挙協力を拒み続けて、全選挙区に候補者を立てていたため、野党の票が割れてしまい、選挙協力をして1つにまとまっている自公政権に負けてしまっていた。しかし、2015年9月18日、国会前のSEALDsの学生たちの前で、共産党の志位委員長が、野党との協力を確約した時、歴史が変わる瞬間だったのではないかと思う。野党が選挙協力をし、候補者を一本化出来れば、自民党に勝てる可能性が大幅に高まるからだ。この共産党の決断を引き出したのはSEALDsの貢献が大きい。彼らがメディアを動かし、市民を動かした結果、遂には政党まで動いた。これで政権交代への道が開けた。

ようやく勝ち筋が見えてきたと言ってもよい。では、国民連合政府の提案とはどのようなものかというと、その目的は以下の様なものである。

 1.安保法制を廃止
 2.集団的自衛権行使の閣議決定の撤回

上記の憲法違反の法律を撤廃することで立憲主義と民主主義を取り戻すのが目的であり、この一点での合意を基礎にした暫定政府だという。これらを達成した後、この政権は解散・総選挙を行うとのこと、尚、共産党は国民連合政府における閣僚ポストは求めないとのこと。要するに安保法制廃止の一点に絞った政権のようだ。

この国民連合政府が解散した後の選挙がどうなるか心配ではあるが、とにかく、戦争をするような法制度を廃止するのに必要なコマが揃ったという点、戦争法案を廃止する一点に絞り、立憲主義と民主主義を回復するという目的であれば、各党が協力できると見込んでギリギリの線を提案したというのは、英断であったと思う。もっと言えば、野党が合意できれば特定秘密保護法も廃止に持って行くことが出来るだろう。とにかく民衆よりの政治に戻せる可能性が出てきた。この可能性一点だけでも、希望がある。自分は、これを聞いた後、気が抜けてしまったらしく風邪をひいてしまい。3日後の今日になってやっと気力が戻って、ブログを書いている次第。とにかく良かった!