SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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戦争の風景

戦争を起こすと、どういう結果が待ち受けているのか、写真で見てみる。

東京大空襲 1945年3月10日 死者10万人以上 被害者100万人以上

焼け焦げた人々(70年前の日本人の姿です。忘れてはいけない)

http://blog.goo.ne.jp/nanbanandeya/e/91fdeedc65a26a9fb24c2639560b44c5
これ皆、人です。人がゴミ捨て場に捨てられたマネキンのように横たわっていますけど、これが戦争の現実です。戦争は国を守るためと言ってますけど、これって守ってるって言えるんですかね。ただお互いに殺しあって、壊しているだけじゃないですかね。

逃げ惑い、焼けて、なくなった親子

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d0/Tokyo_kushu_1945-2.jpg
子供を抱えて逃げたけど、火に覆われて倒れてそのまま焼かれてしまったであろう親子、戦争の残虐さがよくわかる写真。石油が禁輸されたから、日本は戦争をしたけど、しかし、石油がなくても、焼け殺されるよりかはマシだと自分は思う。食料は自給できてたんだから、そう思ってしまう写真。


広島原爆
広島市の人口35万人(推定)のうち9万〜16万6千人が被爆から2〜4カ月以内に死亡したとされる。つまり、広島市の人口の25%から47%が2〜4ヶ月以内に亡くなったという事。生き残っても、その後の放射能で殺されていく、通常の爆撃とは違う放射能の攻撃性が、この数字から見て取れる。

喉を苦しそうに掴みながら焼け死ぬ子供

引用:http://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/61415295.html
原爆が落とされたとき、多くの人が被曝し、体は焼け焦げ、はげ落ちた皮膚を引きずりながら、喉が渇いたそうです。そして水を飲むと息絶えたそうです。この子供は、体全体が焼け焦げていて、とても喉が渇いたんだと思います。そして苦しみながら亡くなった。

もっと写真を載せようと当初は思っていましたが、見ている内に途中で気が滅入ってしまいました。まるで人がマネキンのように折り重なっている姿を見ると、戦争というのは死そのものだと思います。

なぜ、こんな酷いことが起きてしまうのか、それは、戦争をしようとする意志にあると思います。この意思は国を守るためと言っているのですが、現実は守るよりも、火を燃え広がらせて回りをやけ焦がすだけのように思えます。戦争というのは火事のようなもので、全てを奪っていく、火事を防ぐのに必要なのは、火の取り扱いに注意するべきなんです。火とはなにか、軍事力です。

これを文民統制でコントロールし、その文民憲法によって、勝手に戦争が出来ないようにし、国民自体も安易に戦争をしない事を決意する必要があります。戦争というのは、それをしようとする意思の発動によって行われるのです。政治家達は、戦争をする理由を国民を守るためと言っているんですが、火を余計に燃え広がらせて、人を焼き殺しているのが戦争の実態です。

戦争という火が燃え広がるには、恐怖という油が必要だったり、怒りという枯れ草が必要です。戦争をしようとする人間は、恐怖を煽って世の中に油をばらまき、対外的な敵意を煽って、人々の心を枯れ草のようにします。そして、油をかけられた枯れ草が、ある時を境に一気に燃え広がり、全てを焼きつくすのが戦争です。

私は嫌韓、嫌中という考え方は、好きではありません。なぜなら、そういう敵意が巡り巡って戦争になるからです。よく見てください、この写真の焼け焦げた親子や子供を、こんな酷いことになるくらいならば、多少のことは目をつぶってでも仲良くしようと思えるのではないでしょうか?もっといえば、この酷い事態を見れば、韓国や中国に敵意を持っている人達の敵意を持つ理由の、なんと些細で下らない事で怒っていることか…

僅かな、些細な事で敵意を持ち、それを政治家に利用されて、焼き殺される。それが戦争だったりします。私達は利用されない賢い市民になるべきです。どんなに挑発されても、この焼け焦げた親子や子どもたちの事を思い浮かべれば、そんな挑発に乗るほうがバカだと思えるでしょう。

そういう戦争がどんな風に作られるのかという絵本がある。ウェブで無料で読めるので見て欲しい。2004年に書かれた絵本なのだが、現在の安倍政権のやっていることが、正にこれなのだ。私達がこの悲惨な戦争を避けるには、この戦争を作ろうとしている安倍を引きずり下ろし、平和な政権を自ら作り出すことだ。

 戦争のつくりかた
 http://sentsuku.jimdo.com/web%E3%81%A7%E8%AA%AD%E3%82%80/