SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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逃げて何になるのか?

世論調査で原発は過半数が反対だし、集団的自衛権も同様に民意を得ていない。しかし、選挙では自民党が勝つ。この矛盾した結果の理由は、投票の棄権にあると思う。つまり、政治を変えたいと思っている人ほど、政治に失望し、選挙に行かなくなっている。それが相対的に自民党を勝たせている。

つまり、人々が政治に失望し棄権するほど、その意志とは反対の政治集団に票が行ってしまい、その結果、選挙結果が世論調査と間逆な結果になってしまうのである。

そこで、自分は逃げてメリットになることと、逃げると逆にデメリットになることの違いについて考えてみた。例えば御嶽山の噴火や津波のような自然災害の場合、逃げることで命が助かるというメリットがあるが、選挙の場合、逃げると、その逆の民意が尊重されるというデメリットが生じる。

逃げることのメリットとデメリットが生じるのは、何がその違いなのか、それは、逃げる事で危機を回避できるか、それとも危機がより深刻になるかの違いといえる。自然災害からは逃げることが出来れば、危機は回避される。しかし、選挙の場合、逃げると自分の意志とは別の民意が尊重され、例えば、集団的自衛権で言えば徴兵制で戦地に送られる恐れがある。

つまり、危機が災害のように一過性のものか、あるいは、継続的なものかで違いが生じているように思える。一過性のものであれば、その瞬間、逃げれば危機は回避される。しかし、政治のように継続的な問題というのは、逃げれば逃げるほど、自分の意志とは違う民意に振り回され苦しむことになる。つまり、継続的な危機に対しては、逃げることは得策ではない。

例えば、肥満は継続的な危機である。そのまま行けば糖尿病など生活習慣病のリスクを背負うことになる。こういった継続的な危機に対し、逃げてばかりだと、何が起こるかというと、ある日、体の調子が悪いと思って病院に行くと「糖尿病」ですと宣告されることになる。しかし、逆にその危機にダイエットという形で立ち向かい解消すれば、機器は回避され、状況が好転するのだ。

選挙も同じなのだ。逃げちゃダメだ。