SKY NOTE

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自信について

自信について

条件付きで自分を信じる場合、その条件が揃わないと、信じることは出来ないことになる。しかし、現実問題として、世の中、そう言う条件がそろうことは稀である。必ず何らかの不安要素が残る。故に、条件付きで信じようとすると、結局のところ自信がないということになる。

条件付きでは、結局の所、自信を持つことが出来ないことが分かる。どこかで無条件で信じなければいけない部分が出てきてしまう。そういうとき、「これは得意だから」とか、「これ位ならばなんとかなる」とか、そういう無条件で信じる姿勢が必要なのである。

ただの気休めではないかと思うかもしれない、しかし、科学的には大きな意味があるのだ。不安になると人の体はコルチゾールというストレスホルモンを分泌する。このストレスホルモンによって体全体が緊張し、筋肉はこわばり、常に臨戦態勢になる。しかし、同時にエネルギー消費が激しく、疲労物質が蓄積し、すぐに疲れてしまう。つまり、緊張すると無意味な疲労によって、かえってパフォーマンスが出なくなってしまうのだ。

逆に、それを「何とかなる」とか「これは得意だから」という何の根拠もない自信を持つ人は、リラックスしてことに当たれる。つまり、集中して行動できるのだ。無意味な疲労で疲れてしまっている人と、リラックスして集中している人と、どちらが優秀かといえば自明であろう。

だから、不安であっても気休めは大切。条件設定はあまりしないことが大切なのだ。先のことはわからないのだから、無意味な条件設定をしないことが自信といえるかもしれない。そうすることで、最大のパフォーマンスで積極的にことに当たれば、結果というものは自ずと手に入るのだ。そういう物事のへの姿勢、気負わない強かさこそ自信なのだと私は思う。