SKY NOTE

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この国は、どうしてこんなに問題が多いのか?

ふと、どうして、この国はこんなに問題が多いのか?と考えてみた。

 TPP、集団的自衛権特定秘密保護法原発改憲、消費税増税

全て安倍が悪いんじゃないかという形にはなるのだが、実のところ、安倍自体は、無能な人物である。この国にちゃんとしたジャーナリズムがあれば、安倍は、この中の一つすら、何も決められないだろうし、決めようとしたら、恐らく一発で政権ごと潰される。

だが、そうならないのも御用メディアのバックアップあってこそなのである。酷い法律や条約でも、マスコミが、その酷さを伝えず、未来の布石だとか持ち上げ、それを皆が信じてしまっている状態が、現在の問題山積の状態を作り上げているのだ。つまり、本当の敵は安倍を批判しないマスコミなのである。

そして、マスコミをコントロールしている存在、広告代理店の電通、または、通信社と呼ばれている共同通信社時事通信社という会社、これらが産経、読売新聞、日経などと結託して作り上げた情報空間こそ諸悪の根源といわねばなるまい。

問題の本質は、偽りの情報空間に私たちが無批判であることである。現実を眺めれば、オカシイと感じるところを主体的に考えない事で、理解できない。そもそも、問題意識すらない。なぜなら、何十年となく、テレビが問題を提供してきたから、自分で問題を探す習慣自体が乏しいのである。さらに企業がブラック化し、労働時間が長くなり、考える時間が奪われていると同時に、残った僅かな時間も、そのほとんどがテレビの視聴時間に消えていくような毎日を暮らしていれば、メディアに無批判になるのは、さもありなんと言ったところ。

ではなぜ、人々がテレビを見るのかというと、それは、疲れているからである。毎日、毎日、一生懸命、働いて疲れて帰ってきて、体力が細っている時に堅い話や、難しい話なんて、大抵の人はゴメンなのだ。よっぽど重要な事以外は勘弁なっていうのが本音だろう。

つまり、テレビが見られるのは、疲れないメディアだからなのだ。だが、そのテレビも、疲れないだけで面白くもなんともないものが多く、情報もだんだん胡散臭いものが増えてきたため、テレビを見ない人も増え始め、スマホを弄る人が多くなりつつある。

疲れないメディアが作れれば、旧来のテレビや新聞を駆逐し、最終的には、悪政を止めるキチンとしたジャーナリズムを作れるだろう。現在のウェブニュースは読んでいると疲れる。これは、ダメである。疲れないように設計を組み直し、その中に真実を伝えるジャーナリズムを確立すること、それがこの国を変えるために必要なことである。