SKY NOTE

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戦争の酷さ:イラク戦争 派兵された兵士の1/3が精神疾患、脳障害になる

NHKの戦争の特集番組で、第一次世界大戦のイギリスの若者の記録だったと思うが、彼等は戦争は「スリリングなピクニック気分だった」という。しかし、実際に戦争に行って数ヶ月で、それは「まったくもって、見当違いな幻想だった」という主旨の手記を残している。

私たちの世代(40代)の子供の頃は、家族から戦争の話は耳にタコが出来るほど聞かされた。だから、戦争ってよっぽど酷いんだなという事を知っているのだが、今の若者の世代は、そう言う事をあまり聞かされていないらしく、戦争を軽く考えていすぎる。この第一次世界大戦のイギリスの若者のようにピクニックか何かと勘違いしている様な軽さで戦争に行くなんて軽く言っちゃう若者がいる時点で、現実が分かっていない事がわかる。

塹壕に入って弾が飛んできて、自分の隣の人間が頭を打たれて死ぬ。それもあっけなく死ぬ。そういう現実を目の当たりにすると、イギリス兵の若者は、数ヶ月で自分たちは大人になったという。人をたった数ヶ月で大人に成長させるほど、強烈な苦難が戦争にはあるということだ。

2003年のイラクアフガニスタン戦争では、どうだったのかというと、244,054人以上が軍を除隊し、その内、12,422人がPTSDの兆候を示し復員軍人局のカウンセリング・センターでカウンセリングを受けているという。

 イラク戦争帰還兵をめぐる諸問題
 http://gyosei.mine.utsunomiya-u.ac.jp/since2001koki/shoki05/050622nagase.htm

アメリカ軍の兵士総数(2008年)
 現役軍人数:144万4553人
 予備役  :145万8500人
 全軍兵士数:290万3053人
 イラクアフガニスタン戦争:150〜180万人派兵
 その内、イラクアフガニスタン戦争で除隊した兵士数
 除隊兵士数:24万4054人
 PTSDの兆候: 1万2422人

別の資料ではもっとひどく
NHKスペシャル
「戦場 心の傷 (1)―兵士はどう戦わされてきたか─」
「戦場 心の傷 (2)ママはイラクへ行った」(NHKスペシャル
http://www.liveinpeace925.com/iraq_afgan/nhk_kokoronokizu.htm

「およそ300,000人がPTSDまたは大うつ病に現在も苦しんでいると見積もり、320,000人の退役軍人が配備中にほぼTBIである病を経験し、」「過去に配備された人々のうちの三分の一(31パーセント)が、これらの3種類の体の異常の内の少なくとも1つを持っている」

イラク戦争では150〜180万人が派兵され、その1/3の50〜60万人に精神疾患・脳障害があると言われ、重度精神疾患者一人に4000万円近いコストがかかる。治療費にとどまらない「社会的負担」が覆い被さるのである。9月にはこの報告書に基づいて、TBI患者への補償の増額が決定されている。

 頭部外傷後遺症(TBI)
 Wikipedia:頭部外傷

頭部外傷を受けた後、3週間以上を経過した慢性期に入ってから発症、もしくは3週間以上経っても残る症候を頭部外傷後遺症(英:posttraumatic cerebral symptom、独:posttraumatisches Hirnsymptom)という。

通常は狭義に、器質的変化が明確でなく自覚症状のみのものを指す。この場合の頭部外傷後遺症の症状は、次のように分類される。

神経衰弱様症状 頭痛、めまい、嘔気、不眠、記憶力低下、全身倦怠など。
内分泌症状 性欲減退、月経異常、体重減少、低血圧など。
自律神経症状 不整脈、発汗異常、蕁麻疹など。
神経症と診断される症状 症例による。

このうち神経症とされるもの以外では軽度の脳萎縮、特に間脳の萎縮が認められることがあるが、症状との直接の関わりについては結論できないことが多い。
頭部外傷後遺症としての外傷性てんかんの30年間累積発生率。重症度に応じて3つのグループに分けられ、右へ向けて、より深刻度の高い病態の発生値を示す (2006年、動物モデル)[1]
一方、広義には肉眼的に病変の明らかな器質的疾患を含めることもある。その場合、器質的変化が明らかなものとしては、頭蓋骨骨折(陥没骨折、進行性頭蓋骨折など)、髄液漏、気脳症、骨髄炎、硬膜外膿瘍、硬膜下膿瘍、脳膿瘍、髄膜炎、頸動脈海綿静脈洞瘻、外傷性動脈瘤、外傷性動静脈瘻、頭蓋内外血管閉塞症、頭血腫、慢性硬膜下血腫、脳神経障害、脳挫傷後の精神障害、知能障害、外傷性てんかんなどがある。

内容や症状から見るに、極端な恐怖によって生じる症状によく似ている。そう考えると、戦争というのは、恐怖によって精神に異常をきたす超ブラックな状態、巷のブラック企業より、さらにブラックな脳や精神を破壊するレベルということである。安倍は、若者をそういう酷い状況の中に叩き込めるような法解釈をしている。それが集団的自衛権を認めるということなのだ。

戦争に行くと、派兵された兵士の33%31%が精神疾患になったり脳障害になる。それほど過酷な状況なのである。それも世界最強のアメリカ軍の兵士がそうなってしまうのである。とても軽々しく、「戦争行ってやるよ」と言えるような内容じゃない。これが戦争の現実、行った人間の1/3の心、または脳を破壊するものなのだ。

この酷い状況を止めなくてはいけない、7月1日の今日は、集団的自衛権閣議決定がされる日、夕方には閣議決定との話なので、皆さん集まりましょう。昨日は4万人集まったそうです。
 昨日(2014.6.30)の官邸前
 
 動画:
最低でも20万〜30万人位集まらないといけないと思います。なぜなら、花火大会で139万人(江戸川花火大会)くらい集まれるんですから、正直言えば、若者の命がかかっている集団的自衛権反対に100万人くらい集まったっていいと思うんです。

 花火大会2014
 http://www.its-mo.com/season/hanabi/rank_v/13/area2/area3/
 江戸川花火大会 :来場者数139万人
 神宮外苑花火大会:来場者数100万人
 隅田川花火大会 :来場者数 78万8000人
 東京湾大華火祭 :来場者数 65万人

若者を恐怖のどん底に突き落とし、心と脳を蝕む、戦争を避けるために、100万人集まったっていいと思う。100万人集まれば、道路が人でうめつくされ、放水車も入ってこれないし、人の圧力だけで国会議事堂に群集が入ってしまうだろう。そうなれば、国会を占拠できてしまい、同時に世界中にその様子が報道され、その結果、今は殆ど報道していない国内のテレビ局も外圧で放送せざる負えなくなる。そうなれば全国の人が、この状況を知るにいたり、さらに安倍政権への非難が集中し、政権が転覆する可能性が生じる。


集団的自衛権容認反対デモ

 日付:7月1日(火)集団的自衛権容認の解釈改憲閣議決定する日
 時間:午後6:00頃(夕方、閣議決定との事)
 場所:首相官邸前(国会記者会館前でもある)
 交通:国会議事堂前駅東京メトロ丸ノ内線、千代田線)
    注:国会議事堂前駅の3番出口は、閉鎖されている模様
 天気:7月1日(火)の天気
 
 午後6時以降の気温は24〜28度 蒸し暑いので水分補給を
 天気は曇り(しかし、にわか雨、雷雨の可能性もありとのこと)

 官邸前、案内図(トイレ付き)
 

  • 官邸前(GoogleMap)
  • ・官邸前でもあり、国会記者会館前でもある。
  • 人が集まっている所の映像は、国会記者会館の屋上から撮影したもの

"_blank">トイレ(GoogleMap)
・外務省の横の地下鉄の階段を降りるとトイレがある。