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福島県児童 悪性ガンまたは悪性ガン疑い43人に 福島県民健康調査

福島県の子供、176,648人のうち43人が、悪性または悪性疑いと診断された。

 甲状腺がん悪性、悪性疑い43人〜福島県民健康管理調査
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1630

この規模は、1万人あたり2.43人(ガン確定18人、疑い25人)という規模で、通常、子供の甲状腺がんは珍しく、100万人に1人と言われていたので、それよりも243倍も患者数が多いという異常な数値といえる。

 福島県民健康調査(票を見やすく加工した)
 

なんだ43人かと思うかもしれない、しかし、問題は、これが通常の243倍の確率で生じていること、この事から被曝が原因と考えられること、そうである場合、チェルノブイリ甲状腺がんのケースを見てみる。

 福島の小児甲状腺癌確定が18人に!6月から6人増加!
 疑いは25人!チェルノブイリを遥かに超える勢い!
 http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/154.html

 ベラルーシにおける甲状腺がん調査のグラフ
 

このグラフを見てもらえると分かる通り、1986年のチェルノブイリ事故後2年目の1998年のベラルーシでの児童の甲状腺がんは、6人程度だったのが、5年目の1991年に急激に増え、グラフから目算すると、大体76人程度になっていること、つまり、事故後2年目で6人、5年目で76人、つまり、約13倍

しかも、ベラルーシの事故後2年目、6人に対して、日本の事故後2年目は43人(確定18人、疑い25人)確定だけを見ても、3倍の規模、疑いを含めれば7倍、これが何を意味するのか人口密度で比較してみる。

人口密度比較
 ベラルーシ: 50人/平方キロ 甲状腺がん2年目  6人
 福島   :142人/平方キロ 甲状腺がん2年目 18人+疑い25人

つまり、福島の問題が人口密度的に言えば、チェルノブイリと同様の汚染レベルではないかと考えられるのだ。なぜこうなってしまったのか、ソ連は、住民を強制避難させたが、日本は避難させておらず、空気中の汚染レベルが高いまま、事故直後のヨウ素131による被曝が深刻だった。ということは、他の核種の汚染レベルもチェルノブイリと同等である可能性がある。つまり、SPEEDIの公開が遅かったことと、ヨウ素剤を飲ませなかったことも相まって、チェルノブイリ被曝レベルは同等か、または、同等の被曝水準であっても、人口密度が多い分、被害者数が3倍以上になると考えられるのだ。今回のデータは、ちいさな数字のように見えて、チェルノブイリの時のデータと比較すると、その福島がチェルノブイリの被害者の3倍以上になる可能性を示唆するものとも見れるため、非常に深刻なのだ。甲状腺の問題は、炭鉱のカナリアで、被曝症状の初期に出てくるものだ。これから数年後、多くなるのが心臓疾患、白内障、など、様々な被曝症状が予測される。それらを鑑みて、言えることは、福島からできるだけ早く、住民を避難させることであり、政府は、株屋に数十兆円ばら撒くくらいならば、福島の人たちに10兆円つかって100万人(1人あたり1000万円)を移住させるべきである。