SKY NOTE

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情報という名の支配者

3.11以後、アメリカが日本の五大新聞を介して、ジャーナリズムをコントールして、日本を情報で支配していることが見えてきた。国民の声とも言える数万人規模のデモを報道しないマスコミ、原発について間違った情報を流し、食べて応援なぞと狂ったCMを流す民放。その姿は正に異様という他なかった。最も直接的に日本の政治に介入したと思われるのは、政権交代直後の鳩山政権に対する普天間報道。国民の民意を受けて就任した総理をアメリカの息のかかったマスコミが追い落とす。24時間普天間だらけとも言えるような無意味なプロパガンダの末に一国の総理を失脚させるだけのパワーを持つマスコミ。

そう言う意味で、日本という国の真の支配者は、大手マスコミであり、そのマスコミを支配しているアメリカである。そのキーは情報である。つまり、情報を支配するものが、その国の支配者となれるのである。そう言う意味で、政府の重要情報を保有している官僚も強い。この国は、基本的に、情報を支配されることによって、国民の主権が侵害されている国とも言える。なにせ、大規模なデモは、国民の声、その声をマスコミは「なかったことにできる」

日本国内の情報の流れをコントロールできるアメリカ、国の重要情報を保有管理している官僚、この両者の間で取引をしながら、権力を握っているのが政治家、この3つのせめぎあいの中で、この国は運営されている。その中に国民の意志は含まれていない。それ故に、人々は絶望する以外にないし、これら3者の都合によって行われる政治は、日本国民の利益を代弁したものではなくなっている。そこで、情報の流れをコントロールしているアメリカの支配権を排除する必要がある。それには、アメリカの意思とマスコミをつなぐ資金と情報の流れを寸断する構造をつくる必要がある。鳩山総理は、これをやろうとして失脚させられた。彼がやろうとしていたのは、記者クラブ制度の廃止(マスコミと官僚の癒着を分離)、そして、クロスオーナーシップ規制(新聞とテレビの資本関係の分離)だ。

これが、アメリカと官僚の両方の利権を破壊するものであったものだから、普天間普天間!」と意味もなく連呼する強烈な偏向報道にあってしまい、沖縄はそのスケープゴートとして利用された。私は、これを見ていて根拠が全く無いので白けていたが、あれだけ非難されていれば、その影響は出るだろうなと思っていた。その結果、鳩山総理の辞任。今思えば、政権交代による民意が御用マスコミ、アメリカ連合に負けた瞬間だった。

つまり、民意すらのねじ曲げ、破壊するだけの力を持っている者、それが日本の真の支配者である。その力の源泉は情報だ。情報を支配することによって、彼等は日本を実質的に支配している。そのため、日本人の為の政治は行われない。アメリカのための政治や官僚のための政治が横行するのである。これをどうすればいいか、やり方は簡単だが、難しい方法でもある。それは五大新聞を読まず、他の新聞(地方紙)を読むことだ。難しいのは、新聞を辞めることではなく、なぜ、五大新聞がアメリカの手先なのか説明するのが難しいことだ。それが出来さえすれば、この状況は好転する。3.11以後、気がついた人は多いが、だが、それも、全体からすれば僅かだと思う。それをどう広げていくか、それが最も重要なことなのである。それさえ出来れば、国民のもとに政治を取り戻すことが出来る。

アメリカが蜘蛛だとすれば、日本の御用マスコミは蜘蛛の糸である。糸の結び目に官僚がいて、そして、この蜘蛛の糸に引っかかっている昆虫が国民。国民はアメリカの餌になる。TPPは、アメリカという蜘蛛の新たな糸である。この蜘蛛の糸には毒が塗ってあって、引っかかった昆虫(国民)を殺す。(医療費高騰、薬価費高騰)

この蜘蛛の糸を断ち切ることで、日本は救われる。だが、多くの人々は、自分が、アメリカが作った蜘蛛の糸に引っかかっている昆虫だということに気が付かない。