SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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iPadで簡易映写機作ってみた。

iPadで簡単な映写機を作った。単焦点の映写機なので調整が難しい。天井が白くないと使えない上に鏡像という欠点があるが、寝ながら白い天井に100インチスクリーンは楽ちん、しかし、暗い、ボケボケ、左右反転なのだが、結構、面白かった。材料はiPadの画面サイズに近いサイズの段ボール箱に四角い穴を開けて、そこに100円ショップで買ってきた虫眼鏡、直径7.5cmのレンズを載せるだけである。これで即席映写機の出来上がり、レンズによって像が反転してしまうため、まるで鏡を見ているようになってしまうのが弱点、なので、字幕は読めないし、そもそもフォーカスがボケボケなのでダメ。本来は、プロジェクターが使いたいと思って即席の映写機が作れないかと映写機の構造を調べたところ、意外に簡単な構造なので、これなら出来るかもしれないと思い、試行錯誤をしていたところ、iPadが有るじゃないかという事になった。iPadの輝度を最大にして、その光をレンズで焦点を合わせれば、簡単な映写機が出来上がる。

単焦点の映写機なので、スクリーンとの距離は固定、だから、最初に決める箱の高さは、非常に精密(うちの天井の高さ:243cmでは18.5cmが最適だった)にやらないと失敗する。一生懸命やっても、こんなものかという解像感しか出ないので、本当におもちゃレベルのものなのだが、結構やっていて面白かったので紹介する。今度は、縦置きに挑戦して、100円ショップで発砲スチロールのホワイトボードA2を(2〜3枚)買ってきて、スクリーンを作ってやってみたいと思う。表面が白くて平らだと解像感が上がるので、今度はもっと鮮明で高解像度なものをつくってみたい。レンズを2枚重ねれば、映像が反転して、鏡像の問題が解決するかも。


材料
iPadの画面サイズに近い段ボール箱(これ重要)
・レンズ直径:7.5cm位の虫眼鏡(大きいレンズだと焦点距離が遠くなります)
・懐中電灯、カッター、ものさし

作り方
1.部屋を暗くして、懐中電灯をつけておく
2.iPad(最大輝度)を下において、ものさしを立てかけ、天井を見ながら焦点距離を測る
3.その最適な焦点距離に基いてダンボールの高さを設定し、カッターでダンボールを加工
4.段ボール箱の中心に5cm角の穴を開ける。
5.虫眼鏡をセットする円を書いておく(置きやすくなる)

使い方
1.iPadの輝度を最大にして、写したい映像を再生(上下左右が逆になるので注意)
2.すかさず、ダンボールをiPadの上に乗っける。(コレがちょっときついな)
3.レンズを乗っける。(コレがビミョーに情けない所)

良い所:100インチ大画面、安い(100円:虫眼鏡台)、寝ながら大画面は楽ちん
悪い所:暗い、ボケボケ、鏡像で字幕が読めない
    iPadとレンズを固定していないので、横置きが出来ない
    →結果として天井がスクリーンになる。(天井が白くないといけない)

簡単なので、作ってみると結構楽しいです。このブログを書いている今は昼なので、映写映像は夜になってから動画をアップします。(輝度が少ないので暗くないと映写できない)
→自分の安物デジカメでは暗すぎて撮影できませんでした。うぅ...

画質は、大昔の映画みたいで、あまりよくない。フォーカスあってないし、色も少ないし、暗いし、左右逆だし、でも、大画面になると、画質悪くても迫力があるところがいい。これが最大のメリットといえる。結構フォーカスの合っていない映像そのものが雰囲気があっていい。そういう映像。リラックスするようなミュージックビデオ見るといいかも知れない。レトロ感が安らぎを演出する感じがする。