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TPPについて国境なき医師団が警告

TPPについて国境なき医師団が警告している。

 赤旗:TPPで安い薬 ピンチ/「知財保護」でもうけ独占狙う米/「国境なき医師団」が警告
 http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/7a0466abd9ba381706cf0b01a8d05c06

【引用】

  • 国際的な医療・人道援助団体「国境なき医師団(MSF)」の米国組織は、入手したTPPの米国提案とみられる流出文書には、ジェネリック医薬品後発医薬品)の供給を脅かす内容が含まれているとしています。MSFは、流出文書、米国が締結した貿易協定、米通商代表部(USTR)の発表などを照合して分析し、医薬品の分野で、米国が狙う知的財産権保護強化の危険性を次のように指摘しています。
  • (1)型を変えただけの古い医薬品に新薬の特許を認める。
  • 知財の延命処置を容認(知財の長期的独占)
  • (2)特許期間を延長する。
  • 知財の延命処置を容認(知財の長期的独占)  
  • (3)特許への異議申し立ての手続きを困難にする。
  • →特許訴訟を困難にし、ちょっとしたアイディアでも特許に出来るようにする。
  • (4)知的財産権侵害の「疑い」だけで、ジェネリック医薬品の貨物を差し押さえる。
  • ジェネリック薬の普及妨害行為
  • (5)臨床実験データの独占を強化し、ジェネリック医薬品が出回るのを困難にする。
  • ジェネリック薬の普及妨害行為
  • (6)医薬品認可当局に特許管理責任を負わせる。
  • →煩雑な特許管理は役所に任せ、自分たちは利益のみを貪る。
  • ジェネリック医薬品 
  • 新薬(先発医薬品)の特許期間が終了し、独占的な製造・販売権が失効した後、新薬と同じ有効成分や製造法を使って製造される医療用医薬品で、後発医薬品ともいわれます。効き目、品質、安全性は同じですが、価格は低くなります。

【引用終了】

TPPが秘密交渉である意味が、とても良く分かる内容でした。ジェネリック薬のような特許の切れた薬は、本来、特許権が消滅しているのですから、安く出回り、その結果として多くの人がその安い薬で助かることが望まれているのですが、アメリカの製薬会社は、自分たちの利益のために、特許を実質的に延命し、また延命できなかったとしても、その普及を妨害できるように知財における規制を厳しくしている事が見て取れます。もし、日本がTPPに入れば、安いジェネリック薬品は使えなくなり、名前を変えただけの同じ薬を高い値段で買わされる事でしょう。そればかりではなく、国民皆保険制度の適用範囲が恐らくアメリカによって反競争的だとして狭められ、保険適用外の高額医療が増えることでしょう。そうなると、結果としてアメリカの医療保険会社が日本市場に参入し、アメリカと同じように高額な医療保険を日本人は払わされることになるでしょう。その結果、医療費の払えない人たちは、病に苦しみ、場合によっては死ぬことになるでしょう。つまり、TPPは間接的な殺人です。

この文章を見ればTPPというものの特性がよくわかります。これは、アメリカの利益を最大化するためのルールに過ぎず、このようなものを広めることは、世界の人々の幸福な生活を一部の人達の利益の為に否定するものであります。よってTPPは否定するべきです。何がグローバル経済だ。世界のアメリカ化にすぎないTPPに日本はNOと言うべきです。非常に露骨な儲け主義が、このTPPというものの本性です。TPPは、競争でもなんでもななく、単なる欲ボケじじいどもの戯言に過ぎません。しかも、人の命をなんとも思っていない人間のクズの戯言です。この人間のクズが作ったルールに従っていては、私たちがクズ以下となってしまいます。私は自分が人間様であってクズではないと思っているので、TPPには反対します。

彼らは自分達が人間のクズだと分かっているので、コソコソ、秘密交渉で物事を決めたがるのです。そして、このTPPを推進しようとしているマスメディア(日経を始めとする5大新聞社は、そのクズの仲間といったところでしょうか)