SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

Pref..
Speech
STOP
Follow..
QR Code
|◀
▶|
QR
×
voice
volume
0
rate
0
pitch
0

福島の子供たちの3割に甲状腺異常、深刻な現状が明らかに

【追記(2012.9.29)】

  • 注意:最新の調査では、福島の子供たちの甲状腺異常は4割を越えています。Googleでは、コチラの古い情報がよくヒットするようですので、状況の誤認を防ぐため、最新の情報に基づいた記事へのリンクをこの記事の冒頭に記すことにしました。

【追記終了(2012.9.29)】

どうやら福島の子供たちに深刻な健康被害が出ているようだ。

 ゲンダイネット:福島集団疎開裁判で分かった悲惨な現状
 http://news.livedoor.com/article/detail/6682777/

1.3割の子供に甲状腺異常

  • 子供3788人(浪江町:2722人,飯舘村:885人,川俣町:181人)のうち1143人に、甲状腺の異常が認められる。
  • 合計:1143人(調査全体の30.4%)
  • ・5.0㎜以下の結節や20.0㎜以下の嚢胞:1117人(29.7%)
  • ・5.1㎜以上の結節や20.1㎜以上の嚢胞:  26人( 0.7%)
  • ゲンダイネットの記事によれば、北海道深川市立病院内科・医学博士の松崎道幸氏の意見書では、「平均年齢が10歳の福島県の子どもの35%に嚢胞(のうほう)が発見された」との事、低年齢の子供ほど被曝の影響が甚大であることが示された。これはチェルノブイリでも同じ。
  • 甲状腺の膿疱とは?(資料:
  • "_blank">UMA HOSPITAL:甲状腺嚢胞)
  • 病態
    • 甲状腺の中に液体の溜まった袋状のものができる。通常は球状の形をしている。
  • 特徴
    • 小さいものは触っても分かりませんが、大きくなると固いしこりとして指で触ることができます。急にできた時はその部分に痛みを感じることがありますが、2〜3日で痛みは消えます。普通は痛みのないしこりです。良性のことが多く、腺腫様甲状腺腫の一部に液体が溜まると考えて良いでしょう。しかし中には癌に伴う嚢胞があります。(分泌液のたまった袋で、甲状腺の内側に、炎症あるいは細胞の性質の変化が起きていると考える必要がある)
  • この30%の膿疱(しこり)の一部がガンに変わる可能性を考慮に入れると非常に憂慮すべき状況といえる。子供の甲状腺がんは、100万人に1人と非常に珍しいため、これは放射能の影響と見られる。

2.チェルノブイリよりも酷いかもしれない福島

  • 柳原弁護士
  • 福島県では1年足らずで甲状腺の検査で3割以上の子どもたちに健康被害の兆候が出ました。チェルノブイリで同じような兆候が出たのは4〜5年後ですから、福島ではよほど高濃度の被曝をしていると言わざるを得ません。しかし、県の医師らは安心して大丈夫だと主張し、セカンドオピニオンを受けたいという希望者に、受けさせないよう医師らに通達を出しているのが現状です。福島はチェルノブイリより7倍の人口密度があるから、98万人以上が亡くなったチェルノブイリより深刻になる恐れがあります。一刻の猶予もならないのです」
  • チェルノブイリでは、このような膿疱が見られたのは事故後4〜5年後というから、1年足らずの間にこのような症状が子供の30%という無視できない規模で生じたことは、極めて高濃度の放射能汚染があると考えられる。少なくとも、子供のガンの発生を4〜5倍に早めてしまうような、そういう汚染が広がっていると見るべきではないかと思う。そこで思い出すのは、2011年3月26日に公表されたSPEEDIのデータ、あれが素早く公表され、迅速に避難が始まっていたら、こんな事にはならなかったと感じる。自分は、このデータを見た時に、汚染レベルのあまりの高さを知り、大丈夫だって言ってたのをひっくり返した。後から考えると、このSPEEDIの情報が全ての真実を示していたと感じる。多分、分かっている人は、爆発した瞬間に、それが分かっていたと思うが、私程度だと、SPEEDIの情報が必要だった。

3.100mSvまで避難させる必要なしと狂った司法

  • 法律上の被曝限度は、年間1mSvまでと決まっているのに、原告の小学生14人が通う7つの学校の空間線量は12〜24mSvと基準値の12〜24倍、子供に症状が出ている以上、できるだけ早く避難させるべきなのに、一審では100mSvまでは、避難させる必要なしとのこと、いきなり基準が100倍も緩和されて、通ってしまうところが司法が無茶苦茶な対応していることが分かります。もう、この国はおかしいです。司法も政治も狂っています。変えなくてはいけません。早く福島の子供たちを汚染されていない土地に避難させ、安全な食事をさせないといけません。子供や孫を愛する人ならば、そうするのが当たり前でしょう。そういう数字が出ている。こんなことを放置したら、私たちは人でなしです。ですから、デモに出たり、選挙では、原発に反対する政党に入れて、できるだけ早く、この狂った状況を終わらせましょう。

 

  • 6月22日の首相官邸前のデモの風景(毎週金曜日に行われ、6月22日は45000人集まる)
  • しかし、報道したのは報道ステーションのみ、NHKや他のテレビ局は報道せず、マスコミも狂っています。思うに、この国でマトモなのは、ネットやTwitterで事実を知ったふつうの人々である。