このブログの右下に食品の放射能汚染を測定したサイトのリンクを張った｡
・野菜
・肉・卵
・水産物
・乳
・その他
上から、このようになっております｡クリックすると、食品の汚染濃度のページへ飛びます｡また、その下にベクレルからシーベルトに変換してくれるサイトも紹介しております。これらを使えば、どういう食物が安全で、どういう食物が危険なのか分かると思います｡自分が見た限りでは、原木の椎茸に高い濃度のものがよく見受けられました｡同じ椎茸でも、原木ではない菌床（室内）で作られたものは、計測不能が殆どであり、作り方などで違ってくるようです｡ベクレルからシーベルトに変換してくれるサイトの数値は成人の50年間の積算数値ということですから、それを食べて、50年間被爆した場合の数値と言う事です｡単位の説明は、1ミリシーベルトは、1000マイクロシーベルトです。そして、自然から受ける放射線は世界平均2.4ミリシーベルト、つまり、2400マイクロシーベルトです｡そこから考えますと、2400/365日/3（空気、地表、食べ物）=2.2マイクロシーベルト/日くらいが1日の食品の安全上の基準（1時間あたりだと0.092マイクロシーベルト/時）になると思います。つまり、自然界の実績から言って、安全と言うレベルです｡現段階では、放射能による被爆の情報がなく、その症状も現代の医学では分かっていない事があまりにも多く、どのレベルの放射線が完全に安全とは言いきれないのが実情です｡多分、確実だと思われるのは、自然界にあるレベルと同等の水準ならば、多分、大丈夫だろうというのが現状かと思います｡低い線量であれば、DNAの破壊は限定的だと言われており、DNAそのものがもつ修復能力で対応可能だそうです｡しかし、あまりにも高い線量だと、DNAの修復能力が追いつかず、結果としてガン化するなどしてしまうのだそうです。
重要なのは体に入る線量を低水準にコントロールする事であり、特に子供を持つ方は、出来るだけ少ない線量の食品を選びましょう｡そのための基礎的な情報が、右横のリンクに出ているデータであり、そのデータを活用すれば、どういう地域の食品が安全で、どういう種類の食品が危険なのか分かるはずです｡出荷されているものは危険ではないとされている水準の低い線量のものですが、可能な限り、放射線を低く抑える事に越した事はありません。なぜなら、私達人類は、放射線についてあまりにも無知なのですから。分かっていない事が多すぎる場合には、ある程度余裕を持って防衛するべきです｡
幸いな事に多くの食品はND（計測不能）ですので、安全な食品が殆どです｡私は牛乳が心配だったのですが、殆どの地域で安全であり、安心して牛乳が飲める事が分かって良かったです｡チェルノブイリの時は、住民に汚染された食料がノーチェックで入ってしまい、それが問題でガンが増えたと言われていますが、日本の場合は、そのチェルノブイリの失敗を踏まえて、食品の線量Checkが行われており、今回のデータを見ると、それほど汚染されていない事を見てほっとしました｡あと、食品の線量を減らす方法として、食品の表面をキレイに洗うなどすると表面に付着した放射性物質が1/10になるそうですので、自分は葉物野菜は一回洗ってから食べてます｡地域や時期によって放射線の量が違いますので、原発事故から時期が遠くなるとだんだんに線量が落ちていく事が分かります｡
また、DNAを正確に修復するためには、栄養バランスの良い食事、十分な睡眠など健康的な生活が一番です｡これは、どんな病気を予防するのにも共通したことですが、なかなか出来ていませんね。栄養バランスと言う点では、ミネラルの亜鉛は、DNAを正確にコピーするために必要な栄養素と言われていますので、そういう栄養素も必要かもしれません。私も不摂生がたたって、去年から舌の感覚がマヒしてしまい、亜鉛サプリを飲んでなおしました。今でも亜鉛サプリを飲んでいます｡どうも年をとると栄養の吸収が悪くなるらしく、段々に体が弱くなって所々、機能が欠損してくるように感じます｡亜鉛サプリだけ飲んでも、舌の感覚が治りにくかったので鉄分サプリを飲んでみたら、効果的に治ったので、鉄分も不足していたみたいです｡私の話はここまでにして、とにかく、低線量な食事と、健康的な食事と生活、そして、多少のサプリみたいな感じで、健康的に過ごす事が可能だと思います｡最近テレビのニュースで聞いた話では、玄米では線量が計測されたが、白米にしたら線量が計測不能（ND）になったらしいので、米もなるべく玄米よりかは白米が良いようです｡
栄養成分表（栄養バランスの良い食事：食材名を入れると栄養成分が出てくる）
http://cgi.members.interq.or.jp/sapphire/satoshi/cgi-bin/nutrition/
