SKY NOTE

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オーランチオキトリウムと東北の復興

BS11の土曜日(午後10:00)田中康夫の「にっぽんサイコー」という番組に渡邊教授が出ていた。それによると、石油を1haあたり1万t/年間(1100万ℓ)も作れる。オーランチオキトリウムという藻を東北関東大震災津波の塩で使えなくなった農地で作ってみてはどうかという提案だった。この藻は、光合成はしないので二酸化炭素を酸素にはしないが、有機排水さえあれば、増殖させられるという。
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資料:渡邉信筑波大教授、オーランチオキトリウムを語る。
   http://d.hatena.ne.jp/Farmers_Energy/20110125/p1

オーランチオキトリウムの倍化時間
 10℃:12.0時間
 20℃: 4.2時間
 30℃: 2.1時間

水温から言って、東北地方であれば5月〜10月までオーランチオキトリウムが生産できるのではないかという話だった。オーランチオキトリウムは水温30度くらいで倍化増殖時間が2時間程で、渡邊教授の提案では有機排水をベースにして、1ⅿくらいの深さの水槽2万ヘクタールがあれば日本の石油需要をほぼまかなえるとの事。今回の津波で、丁度、塩漬けになった土地が、2万ヘクタールあるのだ。
 
こっから先は、どーでもいいレベルの内容
<<< 妄想 >>>

集光型太陽電池によって生じる排熱をオーランチオキトリウムを入れた断熱培養水槽に入れる事で、水温を上げて、東北地方でオーランチオキトリウムの量産が出来ないかと妄想してみた。まず、電気自動車などの省エネ技術や超プラスチック(NOC)などの新しい技術の採用で、石油の需要を現在の2560億ℓ→1100億ℓまで減らし、必要面積を1万ヘクタールに減らす。また、水槽の深さも10メートルくらいにして、使用面積は1/10にし、1000ヘクタールとし、避難用の高架道路と培養水槽を一体で作る。
 
避難道路一体となったオーランチオキトリウムの水槽

 
津波の映像(1分35秒:津波に水平方向の高い道には津波が及んでいない事が分かる)

 
東北関東大震災津波映像を見ると、津波と平行している川の土手道には津波が及んでいない事が分かる。そこで通常は道路として使い、津波が来た時には、避難道路としても使える高架道を作るべきだ。そして、その道路の下にはオーランチオキトリウムを培養する断熱水槽があると面白い。さらに、その周辺に集光型太陽電池発電効率40%)を設置し、太陽光から集熱した熱を断熱水槽に供給することで、水温をオーランチオキトリウムが増殖しやすい温度、20〜30度まで上げる。(側面の太陽電池が集める熱量では足りない為、周辺に集光型太陽電池を敷き詰める)1000haの面積は、道幅が10m位だと1000kmあればいい、高さ10mの長さ10kmの高架道路を100本造ると同時に、その下にオーランチオキトリウムの培養水槽を作ってしまう。そうすることで、避難道路と石油自給を同時にやってしまおうというアイディアだ。そうすれば、石油生産基地として、東北の復興に役立つし、日本のエネルギー自給率、資源自給率の両方を満たす事が出来る。電力生産と石油生産と震災対策の三つを同時にやるプランを考えてみた。

避難道路(道幅10mで10kmの避難道路を100本=1000ha)
・発電量:400億kwh(日本の消費電力:9700億kwh)
 集光型太陽電池発電効率40%×日照時間1000時間×10000ha(側面部分は1000ha)
・石油藻による油:1100億ℓ
 1000ha×深さ10mの水槽
 
適当に考えたので実現できるか分からないが、妄想でこんなの考えてみた。