東大初ベンチャー「スマートソーラーインターナショナル」
東大発ベンチャー、集光型太陽電池システムの生産拠点を6月に稼働へ
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110509/191627/
半円型のかまぼこ型の反射鏡の中心に三角柱の冷却水パイプの通った太陽電池パネルがある集光型太陽電池、太陽光を追尾する仕組みだという。
・構造 :集光型太陽電池(半円筒型反射鏡)
・冷却 :沸点60度の冷却液でサイフォンの原理でポンプを不要とした冷却機構
・性能 :通常の結晶Si型太陽電池モジュールよりも発電量は約25%多い
・集光 :太陽光を5倍に集光(結晶Si型太陽電池セル)
スペック
・モジュール変換効率20%
・最大出力150W
100倍集光時にセル変換効率36%を達成した化合物多接合型太陽電池セルの試作品もある。
レンズ集光型との違いは集光台がシンプルにできるところが特徴なのではないかと感じた。多分、かまぼこ型の反射鏡を太陽の高さに合わせて回転させるのだと思う。メリットは集光型の特徴で、太陽電池をセルを1/5にできるところ。集光台のシンプルさと太陽電池セルが少ないというところが、コストが安くできるのではないかと感じる。恐らく、ゴミや雨水が入らないように反射鏡はカバーで覆われる構造になるのだと思う。平面方向に収納できる集光型という感じがする。
集光システムを安くできれば、発電パネルを1/5に出来るのでメリットが浮き上がってくるシステムと見た。