SKY NOTE

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iPadとNetBookの違い


 
0.iPad Spec
プロセッサ :1GHz A4プロセッサ(Apple独自開発プロセッサ:P.A.Semi買収の成果)
ディスプレイ:9.7インチ 1024×768ドット (IPS液晶+LEDバックライト
グラフィック:???(恐らくPowerVR iPadカスタムバージョン/iPhoneと同系列のGPU
Link:「プロセッサ、グラフィック、I/Oメモリコントローラが1つのチップに収まっている」
ネット   :Wi-Fi  :802.11(a/b/g/n)+Bluetooth 2.1
       Wi-Fi+3G:802.11(a/b/g/n)+Bluetooth 2.1  
              (UMTS/HSDPA+GSM/EDGE)
位置情報  :Wi-Fi  :デジタルコンパス
       Wi-Fi+3G:デジタルコンパス+Assisted GPS
センサー  :加速度センサー 環境光センサー 静電容量タッチセンサー
バッテリー :最大10時間(25whリチウムポリマーバッテリー)
       電源アダプターまたはUSBにて充電
入出力   :Dock connector
       3.5mmヘッドフォンジャック/スピーカー/マイクロフォン
       SIM card tray(Wi-Fi+3Gモデルのみ)
記憶容量  :16/32/64GB Flash Memory
サイズ   :縦242.8mm 横189.7mm 厚さ13.4mm
重さ    :680g
価格    :16GB/$499 32GB/$599 64GB/$699
発売日   :Wi-Fi版 3月下旬 |Wi-Fi+3G版:6月
 
1.iPadを見た感想

  • 性能をざっと眺めてみて、極めてオーソドックスで堅実なデザインだと思った。驚いたのが高価なIPS液晶の採用と10時間という長いバッテリー持続時間、高画質で長い時間、しかも、通常のパソコンよりは大幅に軽い680gなのでリビングで手軽にネットサーフィンというイメージが思い浮かぶ。通常のノートパソコンだと、ひざの上に乗せて前かがみにならないといけないが、iPadだと、普通の本や書類を読む時みたいにイスに深々と座りながら画面を見る事が出来、直感的なタッチ操作で全てが解決する。リラックスネットという感じ。キーボードを打つ時は前かがみにならないといけないが、机にかじりつかないでどこでも好きなところで、あらゆる情報にアクセスできると言う点で革新的だと思う。紙の持つモビリティに近づいたと言える。従来のノートパソコンは、どうしても、ひざと言う設置スペースが必要だったので、座れる場所でしか使えない不便さがあった。また、大抵の場合、1kg以上していたり、それより軽いものは、縦方向の解像度が足りなくて、書類が読みにくかった。しかし、iPadの場合、縦方向にすれば1024ドットの解像度が使えるので、SXGA並に書類も読みやすいし、横にすると見開きで本も読める。携帯小説よりも遥かに快適に本が読める。そしてkindleと違ってカラーだ。しかもIPSで視野角も広く美しい画面。写真を見るのにも適している。従来デジカメの写真を見るためには、デジカメ本体の小さいディスプレイか、PCという重たくて設置スペースを食うものを持ち歩かなければいけなかったが、iPadによって、それが軽くて書類のように扱える事になり、しかも、その値段が$499~699と安い。これは売れると思う。

 
2.iPadとnoteの違い

  • その価格設定によりタブレットPCと言うマイナーなジャンルをメジャーにするだろう。もう既に知名度と言う点ではメジャーかもしれない。出版物に革命をもたらす可能性が高い。いつでもどこでも通信回線に繋がりさえすれば、欲しい本が買えて、本棚のスペースも気にしなくていいと言うのがいい。新聞も電子化されるだろう。その過程で新しい情報媒体の参入チャンスが増える。PCでも同様の事が出来たのだが、それは普及しなかった。そこで、今までのNote PCとiPadの違いについて比較してみる。

 

  • モビリティ
  • iPad:立って操作できる(携帯より重くnoteより軽い680g:両手)
  • (ちなみに雑誌は350gくらい)
  • ・note:立って操作できない(座れる場所を探さなくてはいけない:重たい:両手+膝)
  • ・携帯:立って操作できるが画面が小さい(軽い:片手)

 

  • 表示品質(書類を読む時の縦方向の表示品質)
  • iPad:1024ドット(IPSによる高画質:どのような姿勢で読んでも一定の画質)
  • ・note:600〜768ドット(TNによる低画質:読む角度によって画質が大きく変わる)
  • ・携帯:画面が小さい(が、一部に高解像度なものがある)

 

  • 上記に示すように、書類を読む時の表示品質とモビリティにおいてnoteが大きく劣っている事が分かる。また、従来からタブレットPCはあったが、iPadほど洗練されて安くはなかった。このことから、紙の代替ニーズを満たす製品として有望である事が分かる。また携帯と違って大画面であるため、写真の閲覧やビデオの視聴にも適していると言える。noteでも同様の事が出来るが、モビリティの部分で違ってくる。つまり、iPadはいつでもどこでもネットを快適に使う事の出来る端末だと言える。そういう意味ではalways netというべきかもしれない。

 
3.社会に与える影響

  • 出版界に激震が起こる可能性がある。潮目は今日より変わったと言えるだろう。もはや電子出版に二の足を踏む段階ではなくなった。いかに電子出版から利益を取り出す事が出来るかと言う事が、これからの出版界にとって重要な事になるだろう。また、このことにより、より多様な情報メディアの登場が促される事で、ジャーナリズムの変革が始まるだろう。