SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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アフガニスタン支援はこうするべき

1.タリバン兵よりもケシ畑を攻撃しろ!

  • 要するに人間よりも金を攻撃しろ、スパイ衛星でケシ畑を見つけて、ロボットプレーンでケシ畑を爆撃するべき、そうすればタリバン資金源の牙城を切り崩せる。同時にCIAに資金ルートや麻薬密売ルートを洗い出させて資金的に潰す事を考えるべき。その方が人は死なないし、いくらタリバンが山の中に隠れていても、金がなくなればおしまいだから。そして、焼き払ったケシ畑によって収入源を断たれた農民には一時金と食料を与え、再び同じ事をしたら、支援は与えないといい、ケシ畑を再び作らないと確約させて家族の指紋と顔写真を登録させ、同時に農業支援プランに組み入れ、生活の再建を図る。(この段階で日本の支援に切り替わる)

 
2.治安が悪くて人は入れられない、だが情報は入れられる。

  • 現状の治安の悪さでは、投入した人員が人質に取られたり殺されたりする可能性が極めて高く、人員を派遣する事は出来ないが、高度20km上空にロボット飛行船を飛ばし、それを基地局として太陽電池駆動のタブレットPCを100万台くらい配布する事は可能だ。タリバンは高度20km上空にある飛行船を攻撃できないだろうし、情報端末が100万台も配布されてしまったら、それを全て破壊する事も難しいだろう。その情報を元にアフガン国民自身が水路を造ったり、農業を改善する。要するに情報端末というマニュアルを提供し、そのマニュアルに従って行動する事でアフガン人自身が自分の国の問題を解決する手助けをする。どうすれば水路が出来るのか?どのようにすればいいのか?そういう事を教えるだけでも大きな意味がある。大体職がなくてブラブラしている人が多いだろうから、そういう人を労働力として使えばいい。働けば食料や水が手に入る様になると説得し、皆が協力してインフラを作り上げるのだ。それは近代的なコンクリート製でなくてもいいのだ。そこら辺にある石や土でも作れる。そういうノウハウは日本古来の土木技術にある。日本は、そういう事をアフガンの人々に教えれば良い。

  

  • 情報端末でできること
  • ・教育(タリバンに殺されないで教育できる。校舎がなくても良い)
  • ・報道(タリバンに攻撃されない場所から遠隔で報道できる)
  • ・知識(そこら辺の石や土でインフラを作るのにも、方法が分からなければ出来ない、その方法を電子マニュアルで提供する)

 
3.アフガン国外に若者を留学させて指導者(先生やジャーナリスト)を育成せよ

  • 各国の政府が支援予算を使ってアフガン人を留学させて、アフガンの再興に必要な農業や土木技術や情報技術のノウハウを教え、腐敗に対してはジャーナリズムを教え、タリバンに殺されない様に海外から情報端末を通じて、現地の市民の情報を元に報道をする。要するにたれ込みをベースにしたり、腐敗や不正をインターネットを通じて暴露する。

 土木技術:石や土をくみ上げて、堤防や水路や溜め池を作る
 農業技術:農業の生産性を上げて、食料を自給する体制を整える。
 情報技術:インターネットを扱う技術を教える。ソフトウェア技術者の育成
 報道  :ジャーナリズムを叩き込む(腐敗を正し、よりよい社会への道しるべとする)
 
私の案をまとめると...
 1.人間を攻撃するのではなく金を攻撃せよ!
 2.情報でアフガン国民自身が問題を解決する手助けをせよ!
 3.海外に若者を留学させて国の再興の指導者とせよ!
 

  • この方法が最も人命を犠牲にせずに、問題を解決するのにベストな方法であると考える。人間を派遣すると今のアフガンだとタリバンに殺されてしまう。だから送れないし、送れたとしても少数にとどまり効果は限定的だ。しかし、コンピューターだったら送る事は出来る。その情報を元にアフガン人自らが国を再興する為に必要な知識を手に入れ、そこから団結して問題解決にあたる以外に、現状では方法がない。

 
役割分担
1.アメリカ軍とCIA(軍事行動ではあるが、攻撃対象を変更する)

  • タリバン資金源であるケシ畑と、その麻薬密売ルートを攻撃する事でタリバン資金的に機能不全にする。要するに兵糧攻めで倒す。戦争は補給路を断たれたらおしまいなのだ。兵法の基本だな。この人を殺さない戦争手法を「スマートウォー」と名付ける。

 
2.日本の支援(民生支援)

  • 農業支援
  • ・高収量の種や農業機械の提供
  • ・指導的人材の育成(日本に留学させて教育する。アフガン国内では殺されてしまうから)
  • ・情報端末による知識の提供
  • 土木支援
  • ・土や石で作れる土木技術の提供
  • ・指導的人材の育成(日本に留学させて教育する。アフガン国内では殺されてしまうから)
  • ・情報端末による知識の提供
  • 教育支援
  • ・情報端末を介した遠隔教育(先生が足りないのを補う)

 

  • 現状では治安が悪すぎて遠隔で支援する以外に方法がない。人は送れないが、ものや設備を送る事は出来る。しかし、そのモノや設備の使い方が分からなければ意味がないので情報端末が必要になる。教育も指導的人材が足りなさそうだから、それを各国で協力して引き受ける。国に戻ったら、アフガンの指導者として頑張ってもらう。そういう息の長い支援が必要だ。まず、このプランでは、人があまり死なない。また、攻撃対象もケシ畑、タリバン兵ではない。しかし、確実にタリバンを追いつめる事が出来る。軍事行動には金が必要だ。武器は安くない。それが買えなくなることでタリバンを弱体化させる。この方法は時間が必要だ。数年かかるが、通常の軍事行動の様に高価なミサイルや軍事機器を使う訳ではない。攻撃するのは、兵士ではなく畑、だから焼き払う事が出来さえすればいい。ロボットプレーンでの爆撃が最も安全だろう。

 
この提案を一言でいうと、リモコン支援である。遠隔か国外で安全にやる。それしか方法がない。人は殺さない金を殺す。人を派遣しない、そのかわり情報端末で知識を派遣する。人を育成するが、現地で育成はしない、国外で育て、アフガン国内に戻す。安全にやるにはそれしかないし、それが最も人的被害を最小にとどめ、最大の効果を上げる方法だと私は考える。