SKY NOTE

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iPhone 7で変わった部分はどこか?

1.ボディ

耐水性 IP67相当(資料:保護等級・IP | 防水・防塵性能の基準と選定方法

耐水性が向上した。雨に濡れたくらいでは壊れない。多少水没しても平気になった。Appleにとってはサポートコストの軽減、ユーザーにとっては、壊れ難くなったと言えるだろう。性能は、防塵性能は本体に埃が入らない構造であり、防水性能は水深1mまでならば30分は大丈夫と言う性能。

IPX67とは

・粉塵が内部に侵入してこない(防塵クラス6)

・水深1m(水圧)の水中に30分つけても内部に浸水しない(防水クラス7)

 ・常時浸水する場合は、IPX8クラスが必要。

防水、防塵を達成する為にAppleがした事

・ヘッドフォンジャックを廃止

・ホームボタンをメカニカルボタンからフォースタッチタイプに変更

 

2.カメラ

より明るく、ブレにくく、自然な色の写真が撮れる。

レンズがF2.2からF1.8と明るくなり、光学手ブレ補正が追加され、露出時間が最大3倍長くなる事によって、より高感度な写真が撮れると言う。それだけでなく、4色のフラッシュを組み合わせて自然なホワイトバランスのフラッシュも実現したと言う。

カメラ性能

・光学手ブレ補正(露出時間が長くなり高品位な画質)

・デュアルレンズ光学2倍ズーム:iPhone 7 Plusのみ

 ・被写界深度を調整し1眼レフのようなボケ味のある写真が撮れる

  (ソフトウェアアップデートで発売後追加との事)

・F2.2→F1.8(より明るいレンズ)

・2色フラッシュ→4色フラッシュ(自然なホワイトバランスのフラッシュ)

iPhone7 Plusはデュアルレンズで光学2倍ズーム、ソフトウェアアップデートで深度調整が可能

さらにiPhone 7 Plusではデュアルレンズで、28mmのレンズと56mmのレンズを併用する事によって、光学2倍ズーム(デジタルズームと併用すれば10倍)を実現。これのいいところは、通常、レンズのズーム倍率が上がるとレンズが暗くなるが、これは単焦点なので暗くならない。また、深度が違うレンズを組み合わせて、一眼レフのようなボケ味のある写真が撮れると言う。要するに誰でもキレイな写真が撮りやすくなった。とくにiPhone 7 Plusはそう言う性能。立体写真も深度の違う画像を比較する処理を行う事で出来る筈だが、どうやら今回は発表されなかった。発表されたフォーカスを調える機能も発売時にではなく、発売後のソフトウェアアップデートというから、ソフトがまだまだ出来ていないのだろう。立体写真としてレンダリングするにも処理時間が必要なので、来年のiPhone 8位になってから、3D写真は出来るのかもしれない。

 

3.オーディオ

ステレオスピーカー & AirPods or EarPods(ヘッドフォンジャック廃止)

・ヘッドフォンジャックを廃止し、空いたスペースにスピーカーを収納

ステレオで音が聞こえるので、ステレオ感を得る為に横向きに使うケースが増えるかもしれない。(iPhone6sよりも音量も2倍になったとの事)

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ヘッドフォンジャックを廃止され、Lightning Portにアダプタでイヤフォンを接続する事になった。ハイレゾモデルなど、今後、LightningPortに接続できるコンパクトなオーディオアダプタが続々、発売されるだろう。または、AirPodsを真似たワイヤレスヘッドフォンが発売されるだろう。

サウンド性能

・スピーカー

 ・ステレオ/音量2倍

・ヘッドフォン

 ・ヘッドフォン端子廃止→EarPods or AirPods

 

AirPods(アップル純正Bluetoothワイヤレスフォン)

イヤーピース単体で5時間もつが、専用ケースがサブバッテリーとなっており、ケースに入れると自動的に充電され、トータル24時間というバッテリー持続時間となる。ケースをとり出した瞬間にBluetoothのペアリングが始まり、iPhoneのペアリングボタンをタップして、イヤフォンを耳に装着するとセンサーが感知して音が鳴り、外すと音が消えると言う。ユーザーの自然な動作そのものが起動、接続、停止、充電操作になるという洗練された操作体系を持つ。そして、マイクにもなり、センサーで装着している人間の声を優先して感知して周囲の雑音を拾わないという非常にスマートなイヤフォン。唯一心配なのが小さなボディなので、なくしやすそうだと言う事。ケーブルが完全にないので、どんな姿勢になっても、イヤフォンに煩わされる事にならないというのは、さすがはApple、しかし、その分値段も16800円(税別:税込みだと18144円)とお高い。発売は10月下旬との事。でも、とてもクールなデザインのイヤフォンである事は確かだ。欲しくなる快適性や機能性がある。自分はAirPodsがBluetooth5に対応して、ハイレゾ対応になって安くなったら買いたいな。それまでは安物のワイヤレスヘッドフォンで我慢したい所。ちなみにこのイヤフォンはiPhoneだけでなく外の機器でも使えるとの事。

 

4.ディスプレイ

iPhone7は25%明るく、iPhone 7 PlusはフルHDに(1920×1080)

4.7インチは1334×755と従来通りだが、5.5インチの方はフルHD(1920×1080)になった。従来よりも25%明るく、3D Touchの感度も良くなったとの事。そして広色域で色鮮やかとの事。

 iPhone 7 Plus 1334×755→1920×1080

 

5.バッテリ

iPhone7で2時間、iPhone7 Plusで1時間増加

 iPhone 7   10時間→12時間

 iPhone 7 Plus 12時間→13時間

 

6.パフォーマンス

iPhone6s比

 プロセッサ  :1.4倍

 グラフィックス:1.5倍

 

7.FeliCa対応

SUIKAが使える。

通常のスイカのカードと違って残高が分かるのばポイント。

 

まとめ

全般的にトータルで便利になってる。FeliCaに対応する事で、スマホで改札を抜けて、残高も確認できると言うのは便利。バッテリ持続時間が地味に長くなっているのも便利、AirPodsは高いので自分には購入対象にはならないけど、設計の仕方は素晴らしい。特にケースを開ければ自動的に起動、ペアリング出来、停止と充電と片づけの操作が一体化している事で、非常にシームレス。しかもケーブルの煩わしさがないと言うのは、凄く洗練されている。ディスプレイがiPhone 7PlusがフルHDになったのは、Apple製のスマホを使ったヘッドマウントディスプレイアダプタの登場を予感させるものがある。カメラはF1.8になり明るくなり、iPhone7 Plusでは被写界深度の調整がソフトウェアで出来る。これは、Lytroのような機能を搭載してくると言う事なので、将来的に光場のデータから立体レンダリングも可能になるのではないかと思う。ソフトがまだ出来ていないようだけど。最後は何と言っても耐水性、これで雨の時、気にしないで使えるのは嬉しい。でも、衝撃には相変わらず弱いと思うので、ケースは忘れずにと言った所だろうか。全般的に前機種よりも1グレード上という感じで便利になっている。