SKY NOTE

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不味いパンとマズイ政治の共通点

「宣伝された真実」に疑いを持つべき(不味いパンとマズイ政治の共通点)
自分は、ヤマザキパンのまずい食パンやバケットを食う度に思う。伊藤パンやフジパンの方がヤマザキパンよりも、格段においしいのに、にがくてマズイ、ヤマザキパンがなぜトップシェアなのか、それは、宣伝と見た目と流通にあると思う。

ヤマザキパンのパンは、見た目にはこだわっているらしく、不味くても、形や色は美味しそうなパンを作っている。そして、宣伝されている。この不味いパンを売るメーカーがトップシェアであるという事が宣伝された真実に関係しているかというと、要するに「マズイもの」という食品として品質の低いものであっても、宣伝されたり、見た目が良ければ、トップシェアを取れるという事実、つまり、味をきちんと吟味していない。つまり、見た目や宣伝という外見だけでものを選んでいる。その中身を特に吟味はしていない。他のパンメーカーのパンを食べれば味が二段くらい違うのに、その味を比べない。宣伝がおいしいとばかりに、食べてしまう。それとヤマザキパンは全国のコンビニに流通網を広げている。最近、ローソン100のバケットがヤマザキパンに変わってまずくなってしまい、もう買わなくなった。

ヤマザキパンは販売網が広いので、パンといえば、店頭にあるのはヤマザキパンだけというところもあるだろう。つまり、宣伝されて「おいしい」という事になれば「おいしいのだろう」と思ってしまい、自分の舌で判断せず、同時に店頭にあるのはヤマザキパンだけ、食っているのはヤマザキパンの不味いパンの味しか知らないという人もいるかもしれない。伊藤パンやフジパンの食パンの味と比べて欲しい。全然違うから。食べてみて「宣伝された事実」が「作られた偽物」だと気づいて欲しい。味がぜんぜん違うから。

これと同じことは、情報誌にもある。読売新聞だ。読売新聞の報道は酷い。酷いのは当たり前で創始者の正力松太郎は、アメリカの公文書館の公開資料でCIAのエージェントとして記されている。
 
 ついに毎日新聞が書いた。CIAと正力松太郎(ポダム)の関係
 http://subetetsunagaru.blog133.fc2.com/blog-entry-352.html

コード名はポダム、一介の警察官僚に過ぎなかった彼がなぜ、読売新聞のような会社を起こせたのか、そのバックには、CIAの資金援助があったと言われている。当然のことながら、保守系新聞となっているが、実際は、それを隠れ蓑にしたCIAの御用新聞社であり、基本的に、この新聞社は保守系新聞ではなく、アメリカの御用報道機関でしかない。だから、日本の国民の立場を代弁する新聞には絶対になりえない。そもそも、この会社自体が正力松太郎というCIAのエージェントが作った会社なのだから、内容がひどいのは、その出自を見れば、明らかであるが、多くの人々は「読売新聞は保守系新聞」と思っているし、トップシェアの新聞社であり、世界最大の新聞社である。さらに流通網も全国に持っている。しかし、米国の公開情報で読売新聞そのものがCIAの手下(協力者)であることは明らかであり、日本人が読むべき新聞ではない。つまり、パンと同じくマズイものなのだが、それでも、宣伝で「保守」と言われ、流通網が整備されていると、それが多数派の意見として「正しい」と信じてしまう。そして、トップシェアであるから、「いい新聞社」なのだろうと信じてしまう。

情報でも食い物でも、日本人は「マズイもの」を消費している。その理由は、宣伝、流通、それによるトップシェアというブランド、この3つの要素で日本人は、「マズイもの」を「巧い」「正しい」と信じて消費してしまっている。決して、中身を吟味しようとしない。自分の舌で味を確かめない、自分の頭で判断しない。その判断力も味覚も、備わっているのに、それを能動的に動かさず、もっぱら、宣伝、流通、ブランドをベースに判断していしまう。これを式で表現すると

 宣伝×流通=ブランド ブランド:正しい、巧い

日本人はブランドを食ったり読んだりして、巧い、正しいと思い込んでいる。しかし、実際は、不味いパンであり、マズイ情報でしかない。自分の舌、自分の頭で考えない日本人の思考形態を不等号で表すと

 ブランド > 個人(自分の知性や味覚)

でも、そのブランドは、作られたものであり、現実ではない。それは伊藤パンやフジパンの食パンを食べればわかるし、読売はTPPを時代の趨勢だと報道しているけど、それが偽りであることは、台湾のTPPと類似の条約であるサービス貿易協定に反対する市民を見れば分かる。

 中国とのサービス貿易協定に反対する台湾市民
 

作られた事実を疑ったり、別のメーカーのパンを食べてみて、真実を自分で確かめて欲しい。日本人がいかに物事の中身を吟味していないのか分かるはずだ。そして、そう言う人が多数派だからこそ、品質の低いものがトップシェアとなってブランド化してしまい、それに皆が従っているという事実、それがひいては、この国を本当にマズくしてしまっている事に気づいて欲しい。いい国を作りたかったら、まず、そう言う「宣伝された真実」を疑い、自分の目と耳と舌で事実を確かめた方がいい。インターネットを使えば、情報が簡単に手に入るし、スーパーに行けば、フジパンや伊藤パンの食パンが買えるだろう。是非、事実を確かめて欲しい。そして、世の中の人が、いかに何も考えず情報や飯を選んでいるか理解し、それによって出来た多数派には、何の意味もない事を知ってほしい。そうやって良い選択をしていく事こそ、最終的に私達は旨いパンを食えるし、良い情報を元に良い社会を作り出せる。日々の選択の重要性を、おいしいパンでも食って考えて欲しいのだ。

 韓国の風刺画(韓国の指導者の顔やオバマ大統領とみられる黒い肌の肖像画)
 
 奴隷として働かされている韓国市民を風刺している。
 自由貿易協定によって搾取されている今の韓国社会を適格に風刺している。

 ワープア状態の米国市民
 
 北米自由貿易協定で米国の製造業の雇用が500万人失われた。
 何でも自己責任の新自由主義によって社会保障が脆弱なアメリカ社会の真実