SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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文章は料理に似ている

ここ5ヶ月くらい文章を書いていて力が出ず、ブログもなんだかうまく書けない日々が続いている。何でそうなってしまったのか、自分でも分からなかった。しかし、原因がようやく分かった。それは、去年の衆議員選挙である。恐らくあの時、私は、あの自民党を勝たせてしまった人々に失望したのだ。つまり、相手に対して希望を持って文章を書くという事ができず、絶望が私の文章を気の抜けたものにしてしまった。どうせ、あの自民党を勝たせてしまう人達に何を言っても無駄だと言う諦めと絶望、それが、文章に力が入らない理由だったのだ。つまり、希望がなくなってしまった。書くということは、希望がないと書けない。読んでもらって意味があると信じることが出来て、初めて書ける。だが、その信頼関係が崩れてしまうと、途端に書けなくなってしまったのだ。それに気づかせてくれた1つのツィートを紹介する。

kazusan ‏@kazusan41932975

食べ物に気をつけているのは、子供の健康のこともあるけれど、子供が成長して子供を産むときの心配を減らしてあげたいと思うから。小学生の娘にも危険な食べ物を教える。人にあわせるよりも、優先させなければならないことがある。娘には自分で自分の遺伝子を守ることができる賢い女性になって欲しい。

この文章は、とても子供に対する心がこもっていて、人の心に訴えるものがあった。自分に足りないのは、こういう思いの深さ、強さが足りなかったのだと、一目で分かるような良い文章だと思った。いいものを見るとダメなものが、何であるかよく分かる。このツィートを見て、自分の文章には、このツィートのように人に訴えかけるものがない、それは読む人に自分が絶望しているからだと、この文章を読んで直感した。だが、相手に絶望するしないに関わらず、訴えかけて人を動かす文章というのがある。この文章には、それだけの説得力があった。自分に足りないのは、そう言う文章力、思いの強さなんだと分かった。つまり、人がどうであろうが、そんなもの関係なく人を動かしてしまう文章がある。自分は何をウジウジ悩んでいたのか、そういう文章を書けば済むことではないか、そう思えるツィートだった。

今の自分の文章の欠点(食べ物に例えている)
・人に訴えかける文章力が足りない(うまい文章)
・重複した説明を省き、意味の濃さを増す。(薄いと無意味ととられる)
・不評な内容はシンプルに纏める(マズイものは捨てるか、作りなおす)
・鮮度の低い古い情報は捨てる。(マズイものは捨てるか、作りなおす)

1.人に訴えかける

  • 人に訴えかける文章は自分もたまに書ける。やはり、そこに気合というか心が入っていないとそう言う文章は書けない。これは絶望が原因だと分かった。だがその絶望は、上記のツィートで無意味だと悟った。要するに、読む人の力量に期待しない良い文章があるのだから、そう言う文章を書けば良いという事だ。

2.意味の濃い文章

  • 重複してしまうのは、考えながら適当に書いていると、重複部分が生じる。書きなおすのを面倒臭がっているからだ。これは、重複を省き意味の密度を上げる必要がある。食い物で言うと、薄いスープはまずく、濃くがあって風味のあるスープは巧い、

3.不評な内容

  • 人気がなくても、重要な、ニンジンのような情報がある。そういう情報は、ジョークを交えて書くなど、工夫する必要がある。

4.鮮度の低い情報

  • 新しい情報を集めるのを面倒だと思ってしまうと、文章が古い情報で腐ってくる。要するに腐ったものは捨てなければいけない。

つまり、私の最近の文章というのは、何かというと、食べ物に例えると、冷蔵庫に入れっぱなしの腐った食材をさして工夫もせずに、そのまま煮込んで、しかも、味付けは薄い上にまずく、適当に作っているので、料理の中に繊細さがまるでない。故にマズイ。

では、うまい文章とな何かというと、まず、新しい情報を常にウォッチして、それを、綺麗にまとめて内容の濃いものにし、それにジョークという胡椒を混ぜて、味を整え、それを心をこめて書き込む(煮込み)手を抜かない。

そう考えると文章は料理に似ている。