Google Glassの仕様が公開された。
Google Glass
http://www.google.com/glass/start/
どのように見えるのかというと、視界の右上に半透明ディスプレイが出てくる感じ、でも映像があるので、それを見ると良い。全視界タイプのものではないので注意。側面支援型の映像が出てくる。時刻とか天気予報とか、温度とか、地図とか、そういう情報が出てくる。視界を覆わず、サイドで必要な情報を提供する感じ。
How It Feels [through Glass]
この映像を見ると、主に音声認識により、操作するようだ。自分の見ているものもカメラで反映するらしく、無線LANで大容量のモバイルストレージと接続すれば、見ているものをそのまま、長時間記録できるだろう。從來のカメラと違うのは、グラスなので非常に自然にそれができる事、Glass部分は、レンズがない構造になっているが、メガネと一緒に併用できるのか気になる所。
カメラ
静止画 5 Mpixel
ビデオ 1280×720(プログレッシブ)
音声
骨伝導スピーカー
ストレージ
16GG(内12GBがユーザー領域)
バッテリー
典型的な操作では丸一日もつ
ビデオ録画などの一部の機能はバッテリー消費が多い
MicroUSBで充電
OS
Android 4.0.3 (Ice Cream Sandwich) あるいは、それ以上
GPS and SMSメッセージ
このGoogleGlassの可能性について、ちょっと考えてみた。
両手を使いながら操作できる
- 自分は方向音痴なので、GPSの位置情報と方角センサがあれば、ストリートビューで、完璧に迷えず、色んな所に行けると思った。特に自転車に乗っていると、両手がふさがっているので、携帯端末を持てない状態では、とても便利だと思う。
視界を保ったもま操作できる
- 路上でをまるで教典を読む僧のように歩いている人を見ると、視界を保ったまま情報を入手できるというのは、安全で良いと思った。量産して安くしてほしいものである。
画像検索
- あと、自分の見たものの情報を自動的に把握してくれるようなメガネだと面白い。例えば、空を見ると天気予報、あるいは、晴れた夜空を見ると、見える星座を教えてくれるなど、自分の見たものに合わせて情報を自動的に検索し、その情報で、色んな物が分かるみたいな使い方ができると面白い。例えば、りんごを見ると、りんごの栄養バランスの情報がグラフで出てきたり、バーコードを見ると、その商品情報が出てきたり、色々と使える機能だと思う。
ビデオメモ
- あと、ちょっと覚えておきたい情報があった場合、ビデオ録画してGlassに覚えさせておくということもカメラをかざすことなく出来て便利だ。今日のビデオメモを出せと言うと、ビデオがサムネール付きで表示され、ナンバーが振られていて、そのナンバーを言うと、それが再生される。そう言う機能があると便利だと思った。
これらの機能というのは、サービスとソフトが重要になってくるので、このGoogle Glass単独ではダメなのだが、視界に入ってきたものを自然に把握できるのは、シームレスで素晴らしいインターフェースだと思う。Appleだったら、ソフトとサービスとセットで出してくるんだろうが、GoogleはハードとOSから出してきたね。SONYのヘッドマウントディスプレイはハードのみでOSもソフトもなしというのが特徴的だ。SONYはヘッドマウントディスプレイにFirefox OSを載せて、視界検索サービスとソフトをセットして、GoogleやAppleに負けないものを作ってほしいものである。