SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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2012年を振り返って思うこと

今年も今日で終わり、思えば今年は、私にしては珍しく人との接点が多い年になった。デモを通じてあった人々、これらの人の活動をカメラに収め、YouTubeに動画をアップして、チラシを作ってTwitterで拡散などをした。
 
 記録した動画の数々
 http://www.youtube.com/user/gudaneko/videos?flow=grid&view=0

 作ったチラシ(選挙前のもの)
 TPPの問題点 ver.2.0.pdf 直

元々、動画を撮ったのは、6月頃でデモが大きくなっているのにマスコミが取材に来なかったことから、なかった事にされる危機感から、動画を記録する事にした。

この11000人のデモの時もマスコミは来なかった。これだけの人々が官邸前に集まっているのに報道しないのはオカシイと思うのは、私だけではないだろう。

思えば、あの頃からマスコミに対する不信感が決定的になったといえる。それまでは、3.11で不信を抱きつつも僅かながら信頼していたのだが、さすがに官邸前に1万人超えるレベルの大規模なデモが起きているというのにマスコミが取材に来なかったのは異常だった。そもそも、その官邸前というのは、同時に記者会館前なのだ。彼等の目と鼻の先で大きなデモがあるというのに全然、取材に来ない。これで、彼等の本性がわかった。しかも、NHKですら来なかったので、公共放送すらもダメなのかと落胆したのを覚えている。

疑問を持って調べてみると、日本の企業が円高を背景として、株を買われて、大株主に外国人投資家がいることが分かる。株主は、その会社の所有者であるから発言権が大きい。NHKの経営委員会の委員の出身企業の背後にも外国人投資家がいる。つまり、マスコミは外国に支配されていると考えると、デモに取材に来ないのもよくわかるし、3.11の時もきちんとした報道をしなかったこともよくわかる。

だが、そのことに気づいている人は僅かだ。今年について言えるのならば、過去の信用の慣性力に振り回された年だったと思う。真実を言っても、誰も信じてくれない状況は、過去の信頼の慣性力が残っているからだ。しかし、あと数年もすれば、福島の惨状によって、その慣性力も消え失せるであろう。国民は激怒し、政府を転覆させるだろう。これはもう既定路線ではないかと思われる。

 現状をお伽話にしてみた
 【おとぎ話】日本が改革ができない理由(ACTA・人権侵害救済法案編)
 http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20121022/1350880592

政府はみずからの転覆を防ぐため、言論統制につながりかねない法律を矢継ぎ早にだしていることからも「さもありなん」と思わせるのには十分だった。ただ、それでも、その事実が民衆全体に伝わらないのだ。今年はそのジレンマに翻弄された年だったといえる。来年は、そのジレンマを解消し、できるだけ早く、福島の人たちを移住させ、安全な食品を流通させるような政府をつくり上げることが、目標である。当然TPPは反対だ。