SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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今の冷蔵庫に物申す!

1.冷蔵庫は横幅を増やして高さを減らせ!

  • 冷蔵庫の高さについて、自分は物申したい。最近の冷蔵庫は高さが大体180cmである。しかし、その冷蔵庫をメインで使うであろう日本の女性の平均身長は158cmである。なんと20cm以上も高いのだ。とても使いにくいと思わないのだろうか?自分はCEATECの時にパナソニックの説明員と話したが、なかなか分かってもらえなかった。私が提案したのは、横幅を増やして高さを減らせというものだった。というのは、大抵の冷蔵庫は、日本の住居に合わせて横幅が60cmに設定されているのだという。だが、180cmのものを160cm程度にするためには、大体11%の横幅の確保すればよい。つまり、60cmのものを67cmにする必要がある。自分の家の20年前の冷蔵庫は横幅が62cmである。横幅、数センチ程度ならば、部屋のレイアウトを調整すれば、対処できる。自分は横幅65cmを提案したい。これで8%は低く出来る。(180cm→165cm)残りの2%は技術的に工夫して対処するのが望ましい。つまり、「部屋に合わせる」のではなく、「人間に合わせろ」と言いたい。なぜ横幅を増やすのかというと、横に広いと、ものが置きやすいからである。

2.フレンチドアは不便だ、片開きモデルをもっと増やせ!

  • 例えばドアポケットにボトルを入れるのにも、横幅が広いと余裕をもって入れられるが、狭いと出来ない。特にフレンチドアはダメだ。ドアポケットの幅が半分になってしまい不便だ。だから、片開きのほうが良い。それに、一回開けば全体が見られる片開きに対して、フレンチドアは二回も開けなければいけないのである。閉めるときも二回、面倒なのである。つまり、今流行のフレンチドアというのは実に不便なのだ。恐らく技術者たちは、消費電力を減らすためにはドアをできるだけ大きく開けないでほしいと思っているに違いないが、それは機械の都合であってユーザーの都合ではないのだ。(そういう事ほど技術で何とかしろと言いたい)下に落ちる冷気を回収するなど業務用機器のノウハウは使えないのだろうか?業務用機器と使い方の違う家庭用機器に同じ機能を適用するのは難しいかもしれないが、そういう事をチャレンジして欲しいのだ。多分、挑戦する前に消費電力が増えるから無意味とか考えてやっていないだと思う。自分は、そういう時ほどやってみてから考えるべきと思う。頭の中でシミュレーションしたことと、実際にやって見ることとでは違う。電気をあまり使わず、冷気を回収する方法が見つかるかもしれないではないか。食品のカスが詰まってうまく機能しないとか考えているかもしれない。そういうのも工夫してそうならないようにしろとか言いたい。とにかく、考えて、考えて、やってみて、やってみて、そういう事が足りないのだ。

3.容量は350〜420リットルで十分

  • 最近の省エネ冷蔵庫は、400リットル以上のモデルが多い、だが、容量がたくさんあっても冷蔵庫の背が高すぎると、手が届かないか、あるいは、中の物が見にくい事態に陥る。つまり、平均身長158cmの日本の女性から見れば、実質的に使えるスペースが限られてしまうのである。つまり、そこでいくら容量がたくさんあるといっても、快適に使えるスペースが限られてしまっては全く意味が無いのである。また、日本は人口が減りつつあり、同時に高齢化も進み、食品の貯蔵量は減る傾向にある。このことから、大容量で背が高い冷蔵庫はミスマッチなのである。中容量で背が低い事がよりベターなのだ。中容量(350〜420リットル)で背が低く(158cm~165cm)、横幅が広い(62〜65cm)冷蔵庫で片開きなのが、今の日本の家庭環境に適した冷蔵庫の形である。その中で省エネ冷蔵庫であることが重要なのである。冷蔵庫もバブルの時の感覚が抜けきっていない拡大基本設計はダメ、ちょうどよい容量、調度良い横幅、調度よい高さ、そういうものが良いものであって、ただデカければいいというのはダメ。無駄が多い。ただ数値上のスペックを派手に見せるために、高すぎて中身が見にくく使えないスペース(高さ180cmの冷蔵庫)、開け閉めに手間のかかるドア(フレンチドア)など馬鹿げている。自動製氷もメンテンナンスが面倒だから要らない。ハッキリ言って、今の冷蔵庫、ユーザーのこと考えているか疑問だ。