SKY NOTE

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2012.6.22 首相官邸前 反原発デモ 参加者数45000人!

2012年6月22日の首相官邸前の反原発デモに行ってきた。スゴイ人の数だった。到着するなり、集まっている人の数が前回(6月15日11000人)を上回っている事がわかった。これはスゴイなと思い、列にカメラを向けて録画した。到着すると、いつもの場所に「原発賛成!」と叫ぶ、似非右翼が一等地に鎮座していて、カメラを向ける場所がなくなっており、撮影が大変になった。あまりの人の数の多さに、もはや、道路の隅でやる規模ではなくなったのではないかと思った。日比谷公園や代々木公園などに移転した方が、演説もしやすく、集会として成立するのではないかと思うくらい、人が多かった。

最終的に、主催者側の発表で45000人が来たという。実際、そのくらい沢山の人が来ていたと感じる。延々と列が続き、「全然終わらない...」と思いながらカメラを向けて歩いていると足元で子供が「げんぱつ、はんたい!」と叫んでいて、これは本当に普通の人のデモだと再認識した。組織動員でもないのに、これほどの人数が集まるとは...日本ではありえなかった規模だ。

このデモは、毎週金曜日にやっているデモで、徐々に人数が増えてきている。

  • 6月8日:4000人 → 6月15日:11000人 → 6月22日:45000人

デモから帰ってきて、疲れてダウンして起きて、Twitterを眺めていると、テレビ朝日報道ステーションがニュースで11分かけて、このデモを取り上げていたというTweetを見た。

テレビ

早速、YouTubeで見たとき、「古舘よくやった!」(笑)と思った。ヘリで1kmも続く長蛇の列を見た時には壮観だと思った。(この動画は恐らく著作権ということで早晩消されるだろうけれども)

  • デモの上空ヘリ画像

そして、首相官邸の中にデモの声がガンガン響いていることも分かった。枝野や細野は言葉少なに記者の質問から逃げるように歩き、その姿を見ると、この政権終わったな...と感じた。民衆の信頼を失った政治は機能不全に陥る。恐らく何も決められないだろう。(前回のデモではNHKが11000人集まった金曜日のデモの翌日の同じ場所の土曜日の400人のデモを紹介して、まるで11000人のデモが実際には400人であるかのような報道をしたのは悪質だった。NHKは最悪だ)
今回のNHKや他の民放のデモに対する報道は、放送法第4条、第二項、三項、四項に対する違法行為に当たる可能性が高い。

放送法第4条(資料:http://www.houko.com/00/01/S25/132.HTM#s2

  • 放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
  • 1.公安及び善良な風俗を害しないこと。
  • 2.政治的に公平であること。
  • 3.報道は事実をまげないですること。
  • 4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

第二項の政治的公平性は、特定の政治的主張を意図的に報道しなかった可能性が疑われること、第三項の事実を曲げてはいけないというのは、6月15日に11000人のデモがあったのに、翌日の小規模なデモの方だけを紹介し、まるで400人のデモであったかのように伝えたこと、第四項は、45000人もの国民の大きな声、つまり、特定の論点を意図的に無視したと見られること。

しかし、これだけ大きなデモを、NHKを始めとする他のテレビ局は報道しなかった。日本のテレビ局のくせに、これほど大きな自国民の声を報道しないとは...とんでもない奴らだ。来週も、このペースでデモの規模が大きくなれば、10万人以上の大規模デモになる可能性がある。それが無視できるのだろうか?

新聞
 東京新聞首相官邸前 再稼働反対デモ
 朝日新聞大飯再稼働撤回求める 官邸前で「4万人」抗議
 赤旗  :官邸前に4万5千人“再稼働やめよ” 地鳴りの唱和

新聞は、東京新聞朝日新聞赤旗が取り上げていた。前回の6月15日の11000人のデモでは、赤旗のみだったので、それが他の新聞も扱うようになったのは大きな進歩だ。デモが徐々にネットをやっていない人の目にもつくようになってきた。ネットをやっていない人たちもデモに参加するようになれば、更に大きなデモとなって、影響力が増す。その意味で、テレビや新聞が扱いはじめたことは朗報だった。これだけ大きなデモが続くようだと野田政権も風前の灯だろう。デモが報道される度に支持率は確実に低下する。そして、最終的には野田政権はギブアップし、原発再稼働は撤回するということになるだろう。そういう道筋が朧気ながら見える。そのためにも金曜日のデモに参加しよう。そして、この国を変えよう。

市民メディアの影響力も見逃せない。これらのメディアはデモ当初から扱っていた。

市民メディア
 田中龍作ジャーナル:「再稼働反対」の地鳴り 首相官邸前で進む“紫陽花革命”
 8bit news:タクシーで1周しながら撮った首相官邸周辺デモの状況
 OurPlanetTV:再稼働撤回を求め〜官邸前に人の波
 IWJ:120622 「6.22緊急!大飯原発再稼働決定を撤回

それにしても4月のデモの状態から、ここまで大きなデモになるとは...壮観という他ない。しかし、ここで手を緩めず、デモを続け、原発の再稼働を阻止できれば、その時こそ、日本の民主主義の新たな道が開けるのだと思う。もしかしたら、今その歴史に立ち会っているのかもしれないと、デモを見ながら思った。デモの詳細情報は、以下のページにある。毎週金曜日にやっている。(2012.6.24 午前0:22現在、次のデモの予告は、出ていない)

 ブログ:.@TwitNoNukes ツイッター有志による反原発デモ
  http://twitnonukes.blogspot.jp/
 Twitter反原発デモ@TwitNoNukes
  https://twitter.com/#!/twitnonukes