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原発問題における対処案

0.低線量でも人工の放射能は危険です。(自然放射能と人工放射能の違い)

  • 放射能】自然放射線と人工放射線のちがい (7分16秒)
  • 自然放射性物質は、体から即、排出されますが、人工放射線は排出されず蓄積されます。つまり、塵も積もれば山となるので低線量でも危険なのです。

引用:中山研究室:カリウムとセシウムは違う

 同じベクレル数でもカリウムセシウムは体に与える被曝量は違います。しかし嘘をつく人はこの事実には触れません。だからベクレルだけで比較してセシウムが安全なように見せることは嘘です。カリウムに比べてセシウムは2倍から3倍の被曝をします。具体的には100ベクレルカリウム40は0.6マイクロシーベルですが、セシウム137は1.3マイクロシーベルトセシウム134は1.9マイクロシーベルト被曝をします。すなわち毎日100ベクレル摂取しているカリウム40からは年間0.2ミリという安全な被曝しかしませんが、毎日100ベクレルの摂取するのが、セシウム137だと2倍の0.4ミリシーベルトセシウム134だと3倍の0.6ミリシーベルト被曝してしまいます。もし2種類が同じ比率で混在しているなら平均0.5ミリになり、カリウムの2.5倍の被曝をします。この理由は生物学的半減期の違いにあります。カリウム40が30日であるのに対して、セシウム137は約70日、セシウム134は約100日あります。すなわち生体内にいる平均期間はその1.4倍なので、セシウム137は100日、セシウム134は140日にもなります。ですから毎日100ベクレル摂取するカリウム40が体内に4千ベクレルあるといいますが、同じ量をセシウム137を摂取すれば100×100日で 1万ベクレルも体内に蓄積されます。もしセシウム134ならば100×140日で1万4千ベクレルも体内に蓄積するのです。それなのにこのことを彼らは語りません。例えば基準値ぎりぎりの500ベクレルの食べ物を毎日1kg食べると1万4千ベクレルの5倍になって、7万ベクレルセシウム134が体内に蓄積します。さらに生命はセシウムカリウムと間違え、ストロンチウムをカルシウムと間違えて体内に取り込みます。このことの意味することはとても怖いことなのです。自然界のカリウムに含まれている放射性カリウム40の比率は0.01%で1万分の1です。ですから体内に生命活動に必要なカリウムは、この安全な比率でしか放射性物質を含んでいません。しかし生命はセシウムカリウムと間違えるので、体内のカリウムに含まれる放射性物質の率を1万分の1以上に上昇してしまいます。自然界以外からの被曝として法律で定められているのは1ミリシーベルトです。これを仮に内部被曝外部被曝半々としてそれぞれ0.5ミリとすると、先ほどのことが示していることは、セシウムを1日100ベクレル、1食33ベクレル摂取するだけで0.5ミリシーベルトに達してしまうということです。今の政府の食べ物の暫定基準の1kgあたり500ベクレルですので、33ベクレルは1食66gに相当します。例えば1食660g食べれば、1日のセシウムを摂取1000ベクレルとなり5ミリシーベルト内部被曝するのです。


1.汚染された瓦礫問題

  • 地域の焼却炉で燃やすならばフィルターを付けるべき、そして灰は、高濃度の放射性物質なので、全てローマン・コンクリートという長寿命コンクリートで固めて300年間、人里離れたところに保管すれば、セシウム137を300年後に1/1000にできる。ローマン・コンクリートは通常のコンクリート違い、化学的耐性が強く、ボロボロにならず固い。よって、放射性物質の長期間の保管に適している。フィルターは瓦礫を安全に燃やすために最低限、必要なことである。

2.除染問題

  • 除染をすればするほど、川に汚染物質が流れ、海に流れて海洋を汚染する。そこで、川に流さずに経済的に放射能を閉じ込めることが必要となる。放射性セシウム雑草の葉に集まることが分かっている。つまり、汚染地域に成長の早い雑草を植えて、それを刈り取って燃やして発電し、残った灰をローマン・コンクリートにして固めて保管する。こうして、海に流さずに放射性物質をコンクリートの中に閉じ込める。そして、バイオマス発電で電気も産み出す。発電で得た利益を元に、コンクリートを作って安全になるまで延々と放射能を固定化する事業を続ける。数十年単位の事業になると予想される。この事業は、エネルギー自給率改善と、放射能を拡散させないために必要な事業である。

3.東日本のすべての焼却場にフィルターを付けることを義務付けるべき

  • 東日本の広い地域にわたって多くのゴミが放射能に汚染されている。実は、放射性瓦礫と同様にそれらも放射能に汚染されている。つまり、今燃やしているゴミ焼却場からも放射能が出ているはずだ。ゴミ焼却場の職員の安全のためにも、フィルターを付け、そして、作業員には放射性物質を管理するための防護策をきちんとやらないと、ゴミ処理場で働く人がいなくなってしまう。焼却場周辺の汚染を防ぐために必要。

4.復興

  • 日銀が100兆円を増刷、そのお金の一部、5兆円を使って、東電から送電網を買い取る。そして、東電のすべての資産を売却し、7兆円を追加して5兆円+7兆円で12兆円を賠償金とする。さらに、汚染された土地の一部も一定額の賠償を行う。これに農地、宅地などを一括して賠償、この額が48兆円に、汚染地域に住む200万人を移住させるため、一人あたり1000万円の移住費を払う。これに20兆円つかう、残りの32兆円を使って廃炉経費や東日本全域の復興費用に当てる。この復興事業には、集光型太陽電池のソーラーファーム、風レンズ風車による風力発電、汚染木材や除染作物によるバイオマス発電などがあげられる。

5.海洋汚染問題 「獲る」漁業から、「育てる」漁業へ

  • 太平洋側の魚は、ほとんどが放射能に汚染されてしまい、太平洋側の漁港は全て閉鎖せざる負えない。よって、漁業権などを国は買い取り、新しい漁業事業を打ち立てる必要がある。そこで考えられるのが日本海側の安全な海での養殖事業である。この事業は3つのセクターに分けられる。1.フロートを使った風レンズ風力発電所、2.そのフロートの中に生簀を作り、魚を養殖する事業、そして、3.その魚に安全なエサを供給するための藻の栽培事業である。ボトリオコッカス藻は油脂材料となり、油を絞りとったカスを魚の餌として与える。これによって、安全なエサで育った魚を、4.CAS冷凍技術で鮮度を保った状態で保管し、それをコンビニの流通網を使ってネットで販売する。中間流通を省くことで、安くて新鮮で安全な魚を消費者に届けることができる。これは、国民に安全で安く、おいしい魚を供給するために必要な事業である。現状では放射能汚染された魚を食べてしまう事で魚文化と心中するような状態になってしまっている。この問題をできるだけ早く是正する必要がある。
  • 海洋汚染の図(動画を見ると分かる通り太平洋側は全滅です)

まとめ

  • 重要なのは、できるだけ早く、安全な土地に住民を移住させ、地上の汚染物質はフィルターの付いた焼却炉で燃やして特殊なコンクリートに固めて拡散しないようにする。その際に生じた熱によって発電することで経済的に放射性物質を固形化する。そして、300年間保管する必要がある。海の汚染は、どうしようもないので、汚染された海での漁業は全面停止、太平洋側の海は既に死んだものと考える必要がある。(300年後に蘇ると考えるべきだろう)その上で、日本海側の汚染されていない海で養殖事業風力発電事業をミックスした事業を行うことで、エネルギーと魚の両方を手に入れる事が必要である。また、海底に溜まった放射性物質の泥は、固めて周囲に拡散しないようにする。少なくとも300年間固めておく事が必要がある。これらの事業によって、放射能の拡散を防ぎ、国民の命を守り、安全な食卓を蘇らせ、エネルギーの自給を確立し、地域の経済も活性化させる。そして、エネルギーの輸入依存度を下げることで経済の安定化を実現する。原発推進派は、地震に対する原発の安全も保証していないし、食卓も食べて応援なんぞといって平気で放射能に汚染された食い物を子供に食べさせようとして危険この上ないし、エネルギーの安全も保証していない。原発推進派こそ夢想主義者なのだ。彼らは何も建設的な提案が出来ていない。安全な原発地震国ではありえないし、ウランのゴミは処理できないし、汚染された食物は国民に我慢して食えと言っている。こんな事を許していたらダメだ。皆さんの子供が癌になってからでは遅いのだ。この文字通り日本の癌である原発村は滅ぼさなといけない。それは日本の総力を上げて実現する必要があるが、それを安全かつ、経済的かつ合理的に実施するためには、今のやり方ではダメだ。今のやり方は、不経済であり、非合理的であり、危険である。はやく経済産業省文部科学省主導のこの変な連中をどうにかしなければいけない。どっちにしろ、彼らは滅びる運命にある。このまま、放射能をまき散らしていけば、巨大な健康被害が生じ、その重圧によって日本という国ごと傾くのは必定である。ソ連が倒れたのも、チェルノブイリ事故が遠因だと言われている。つまり、原発事故は、ひとつの国を傾かせるほどの巨大な損失が生じるのである。それが時間差を伴って現れるので今は見えていなくとも、それが将来、現れるのである。それも数年後に。そして、その時に国民の怒りは爆発し、国は倒れる。だが、そうなる前に、できるだけ被害を少なくすることはできるはずである。私の提案は、そういうことなのです。どっちにしろ、経済産業省は潰されます。コレは確実です。彼らの敗北は決まっています。ただ、それを早くやるか遅くやるかで被害の規模が違うのです。私の提案は、早くやって被害を最小に留めるべきだという提案なのです。早く連中を潰すことが私たちの安全につながります。